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リウマチに似ているブシャール結節…症状の悪化はテーピングで防げる

      2017/01/13

リウマチに似ているブシャール結節…症状の悪化はテーピングで防げる

ブシャール結節は手の指の第二関節を曲げづらくしてしまったり、腫れてしまってうまく動かなくさせてしまう病気です。ブシャール結節自体は危険な症状ではありませんが、似ている症状として関節リウマチがあります。ブシャール結節について解説いたします。

ブシャール結節の症状

ブシャール結節とは変形性関節症の一種です。手の変形性関節症で最も多い症状がへバーデン結節とブシャール結節、拇指CM関節の3つです。ブシャール結節の症状は大きく分けると見た目と痛みがあります。

見た目でわかりやすい症状として、手の指の第二関節が変形や腫れを起こします。指の曲がりが悪くなるほど関節が変形してしまうこともあります。手を強く握れなくなったり、水ぶくれができることもあるので、見た目でブシャール結節だとわかります。

第二関節ではなく第一関節が腫れを起こしている場合はへバーデン結節の可能性がかなり高いです。

40代以降の女性は要注意!へバーデン結節はグーパー運動で予防

痛みは関節を曲げたときに起こります。ブシャール結節は指を曲げる時に痛みがあるので、リウマチを疑われる場合もあります。ですが、リウマチの場合は朝起きたとき、指にこわばりを感じます。ブシャール結節の場合は指のこわばりが症状として現れません。

ブシャール結節の原因

ブシャール結節の原因は、他の変形性関節症と同じく指の負担が大きいことが原因だと考えられています。雑巾をきつく絞ったり、重い物を運ぶ機会が多いと、指に大きな負担をかけ続けることになり、関節への負担も大きくなります。

男性よりも女性の方が疾患頻度は高いといわれています。特に40歳以上の女性に多く症状が見られます。女性の疾患頻度が高い原因は明らかにされていませんが、おそらく閉経が影響していると推測されています。

閉経によって女性ホルモンであるエストロゲンの減少すると、関節への影響が出やすくなるのです。エストロゲンは子宮内膜を厚くしたり、自律神経を整える作用で知られていますが、骨の形を作る働きもあるからです。

ブシャール結節の治療法

ブシャール結節の治療は基本的に保存療法です。ブシャール結節に限ったことではありませんが、変形性関節症の治療方法は指にかかる負担をできるだけ少なくすることが大切だと考えられています。

デスクワークで働いている場合など、しばらく仕事を休むしかなくなってしまいますが、タイピングする仕事を減らしてもらうなどしてできるだけ指を使わないようにしてください。どうしても痛みが治らないという場合は痛み止めを使う場合があります。

痛みがなくても、テーピングやマッサージで治療する場合があります。テーピングは指の動きを制限して。症状の悪化を防ぐ効果が期待できます。

第二関節が動かないようにすることが目的ですが、素人ではうまくテーピングできないことが多いので、病院で巻いてもらった時にしっかりと教えてもらいましょう。

また、マッサージをして痛みを和らげることもあります。自分でマッサージをする場合、強く指圧してしまうと症状をひどくさせる危険があります。優しくマッサージするように注意してください。

それ以外には、濡れたタオルなどで指を冷やすことで痛みが和らげる方法もあります。基本的には上記のような保存療法で治療します。症状によっては完治まで2、3年かかる場合もありますが、ブシャール結節は自然と治っていきます。

あまりに変形が強くなって痛みが大きい場合は、日常生活に支障をきたしてくるので人工指関節を入れることがありますが、そこまで悪化することは稀です。

ブシャール結節の予防法

ブシャール結節の原因は主に指の使いすぎだと考えられています。したがって、最も効果的な予防法は指をあまり酷使しないことです。関節への負担をかけ続けていると、ブシャール結節の症状が出やすくなります。

パソコンのキーボードで長時間タイピングをしたり、スマホの操作でタッピングをしたりする機会が増えている人も多いでしょう。第二関節に負担をかける動作が多い仕事をしている場合は適度に休憩を挟むなど、工夫をしましょう。

パソコンやスマホは仕事に限らず、プライベートでもついつい夢中になってしまいがちです。あまり長時間負担をかけすぎないように気をつけることで、発症のリスクを抑えることもできるでしょう。

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