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ひきこもりは心身ともに悪影響をもたらす…改善には長い時間が必要

      2017/01/13

ひきこもりは心身ともに悪影響をもたらす…改善には長い時間が必要

ひきこもりはそのまま英語としても通用し、社会現象になっている深刻な問題です。本人の精神や性格、家庭環境など様々な要因によって引き起こされるひきこもりについて、解説いたします。

ひきこもりの症状

ひきこもりの定義は、自宅に引きこもり状態になり、外出せずに社会的関わりを持たない状態が6か月以上続くものとされています。ひきこもりになってしまったことでニートになるケースもあり、社会的な問題になっているのです。

ひきこもりになると、外出どころか自分の部屋から出ることができなくなってしまいます。一度ひきこもり状態になると改善することは難しく、治療するのに長い時間を要するといわれています。

ひきこもりは肉体的な活動をしなくなるため、足腰が弱くなったり食欲が減少して栄養状態の悪化が懸念されます。また、太陽の光を浴びなくなってしまうので、自律神経の不調をきたしてしまい、朝と夜が逆転する生活を続けることになるのです。

虚弱体質になってしまい、風邪などの病気にもかかりやすくなってしまいます。

ひきこもりになると、対人関係が上手く築くことができなくなってしまい、人と関わることを恐れるようになり、人と話すときには目を合わせられなくなり、挙動不審になってパニックを起こす場合もあるようです。

外へ無理やり連れ出そうとすると、パニックを起こして暴れ出してしまうことがあります。ひきこもりの人はイライラしやすく、乱暴になったり暴言を吐いて攻撃的な性格になってしまうといわれています。ひきこもりはその人本来の性格も歪めてしまうのです。

ひきこもりの原因

ひきこもりの原因は一つの要因では語れない場合がほとんどです。多くの原因が重なり合ってひきこもりの症状が現れるのです。

その中でも、ひきこもりの引金になるといわれているのは、心や精神の病です。たとえば、社会人ならば仕事でのストレスや人間関係を抱えており、そのストレスを発散できずため込んでしまった場合に発症する可能性があります。

学生の場合は、たびたび訪れる新しい環境に慣れることができず、まわりにも馴染めなかったことから発症することがあります。これは心がバランスを崩してしまい、そのバランスを元に戻すための休息をしたいというサインだという考えもあります。

家庭環境もひきこもりに大きく影響しています。両親が喧嘩ばかりしていたり、不仲であると、心や精神に大きな負担をかけることになります。

虐待を受けていたり育児放棄を長い間され続けていると、誰にも悩み事を相談できず、ストレスを抱えてひきこもりになってしまう場合があります。子どものときに受けたことがトラウマになっている可能性もあります。

ひきこもりになりやすい家庭環境や教育

ひきこもりになりやすい家庭環境は、家族の不仲、特に両親の不仲が考えられます。

家庭は安らぎの場であり、気持ちを穏やかにしてくれる場所。しかし、両親が不仲の場合は家庭の雰囲気が悪くなってしまいます。特に子どもは両親の不仲に敏感です。安らげるはずの家庭がギスギスしてしまうと、知らずのうちに大きなストレスを抱え込んでしまうことがあります。

両親から受けた教育も関係してくる場合があります。ことあるごとに責められて育った子供は、自分に自信を持つことができなくなります。自信がないことで対人関係も上手くいかなくなってしまい、自分の存在価値を見失ってしまいます。

その結果、対人関係を恐れてひきこもりになってしまうことがあります。

ひきこもりの改善法

ひきこもりのことを相談できる場所が公的機関にはあります。ひきこもりについて専門家に相談して、解決の糸口を探すきっかけを掴めるでしょう。ニート対策室もあります。

心の病を抱えているかもしれないときは、精神科や心療内科を受診してください。心の専門家に診てもらうことで、症状だけでなく心の負担も軽くなるでしょう。

ひきこもりになってしまったがために、家から病院や公的機関へ通えない時は、まずは電話から初めてみてください。電話できたら今度は外へ出てみるなど、次のステップへ少しずつ進んでみましょう。

ひきこもりの人との接し方

ひきこもりを改善するためには、家族が温かく本人を迎えてあげることです。外へ無理やり連れ出すことは症状を改善させる上で逆効果です。一歩ずつできたことを褒めてあげてください。褒められることでひきこもり本人は自信を取り戻し、外の世界へ出たいと思うようになります。

改善されてもまたひきこもりになってしまうこともあります。その時はあまり落ち込まないでください。一歩進んで二歩下がる、くらいの余裕を持つことが大切です。

ひきこもりであることは本人が一番悩んでいることです。コミュニケーションをとれないことで考えが内側に向いてしまい、悪い想像や希望の喪失などを抱えてしまいがちです。本人からのサインをしっかりと受け止めて、共にいるということを教えてあげましょう。

 - 精神・心の病気