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尿の色によって病気が分かる?5つの色別に原因をチェック

      2017/01/13

尿の色によって病気が分かる?5つの色別に原因をチェック

体が健康な時、尿の色は薄い黄色から黄褐色となります。どれだけ水分をとったか、運動をしたか、薬の服用によっても尿の色は変化します。では、病気が疑われるケースはどのような場合でしょうか。気をつけた方がいい色の変化について、解説いたします。

赤い尿が出た時には、血液が混ざっている可能性が考えられます。いわゆる血尿と呼ばれるもので、女性に多く見られるようです。血尿には、目で見て分かるものと検査によって分かるものがあります。前者は肉眼的血尿、後者は顕微鏡的血尿と呼ばれています。

血尿に付随して、トイレの回数が増える、排尿時に痛みが出る、背中やわき腹が痛むなどの症状が現れます。

血尿が出るケースは二つのパターンが考えられます。腎臓で尿が作られる時に血が混ざってしまう場合、作られた後に尿管や膀胱で混ざってしまう場合です。代表的な病気は尿路結石や尿路感染症です。

尿路結石はわき腹に強い痛みが出るのが特徴で、腎臓、尿管や膀胱といった尿が通る場所に小さい石ができてしまう病気です。粘膜が石で傷つき、出血して尿に混じります。結石のできる原因は、動物性脂肪のとりすぎ、アルコールの飲みすぎなどです。

頻尿や残尿感がある場合は、膀胱炎に代表される尿路感染症である可能性が高いです。

急性膀胱炎は体の抵抗力が落ちている時にかかりやすく、膀胱に細菌が繁殖することで起こります。膀胱の内側の粘膜が炎症を起こして、出血する場合があります。

その他、腎臓の病気やがんが潜んでいることもありますので、血尿が出た場合には医療機関を受診しましょう。

尿の色が普段と比べて濃かったり、茶色っぽかったりする場合は、一時的であれば大丈夫なこともあります。その時の体の状態により、尿の色が変化することがあるためです。たとえば、汗をかいて脱水している時は、尿の水分も減って色が濃くなります。この場合、水分摂取すれば色は普通に戻ります。

センナなどの下剤や、糖尿病薬のエパルレスタットを服用すると黄褐色から赤色、止血剤のカルバゾクロムでは茶色から黄褐色に変化するケースも見られます。

一方、病気が原因のケースもあります。赤血球が破壊されてしまう病気では、壊れたヘモグロビンが尿に混ざり、茶褐色の尿が出ます。腎臓や尿管などの尿路で出血が起こってその血が固まり、再度溶け出して尿が茶色になる場合もあります。がんが原因の出血もあるので、注意が必要です。

稀なケースですが、尿が緑色になることがあります。その場合、まずは緑色の色素を含んだ薬を服用していないかを確認してみてください。一部の消化性潰瘍治療薬や麻酔薬、漢方薬などに含まれているものがあります。それらの摂取をやめたり量を減らせば、色は元に戻ります。

ビタミンB2や薬が原因ではない時は、緑膿菌の感染が疑われます。大腸菌による膀胱炎が一般的ですが、この緑膿菌が原因で膀胱炎になることがあります。緑膿菌は緑の色素を作り出すので、尿の色も緑色になるのです。

また、閉塞性黄疸にかかるとビリルビンという色素が尿の中に排出、さらにビリベルジンに変化することで緑色になるケースもあります。
中々改善されない場合には、やはり病院で診察を受けるようにしましょう。

濃い黄色

たとえば、朝起きて一番の尿が濃いのは、体の水分が減っている状態だからです。尿が濃縮されているので、色が濃くなります。運動をした後も同様です。ただし、吐き気や頭痛、目まいといった症状がある場合、熱中症の疑いもあるので注意しましょう。

また、ビタミンB2を多く含んだ食品を摂った場合、ビタミンB2は水溶性で黄色をしているため、尿も濃い黄色になります。これらのケースでは水分摂取をしたり、ビタミンB2の摂取を控えれば色は普通に戻りますので、心配はありません。

透明

健康な状態であれば、尿の色は薄い黄色をしています。これは尿の中の老廃物の色で、水分が多くなれば薄まって、透明に近い色になります。単純に水分を多くとれば、尿の色も薄くなるのです。

また、紅茶、コーヒー、緑茶などといったカフェインを含む飲料を飲むと、利尿作用により尿の水分量が増えて色が薄くなります。アルコールにも利尿作用があります。

しかし、尿の色が透明になる病気もあります。尿崩症という病気では、尿量を調節するホルモンを出している視床下部と下垂体が損傷し、透明な尿がたくさん排泄されます。頭部の外傷や脳腫瘍、結核、脳炎などが原因で発症します。

糖尿病では、尿中にある糖分を排泄しようとして尿量と回数が増え、結果として尿が透明になるケースが多いです。副甲状腺機能亢進症でも、高くなり過ぎた血中のカルシウム濃度を下げるため、腎臓がたくさん尿を作ってカルシウムを排泄しようとします。この場合も、尿量が増えて色が透明となります。

あまり水分をとっていないし、お茶やアルコールも飲んでいないのに尿量が増えた、朝一番の尿の色が透明だった場合には、病院の受診をおすすめします。

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