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認知症を予防するために気をつけるべきこととは?

      2017/01/13

認知症を予防するために気をつけるべきこととは?

認知症は記憶障害や言語障害を引き起こす可能性のある病気です。また、日常生活を送ることが難しくなってしまい、介護が必要となるケースもあります。認知症は本人だけでなく、家族や周囲の人にとっても無関係ではいられない病気なのです。

認知症の症状

認知症には種類がいくつかありますが、代表的なのは以下の四つです。

・アルツハイマー型認知症

認知症のうち、約6割がアルツハイマー型認知症といわれています。症状は各段階によって症状異なります。

初期の段階では、記憶に障害が起こり、食べた夕食の内容を忘れるのではなく、夕食をとった経験そのものが記憶できないといった症状が現れます。

中期には現在と過去の区別がつかなくなり、近い時期の記憶からなくなっていってしまいます。

後期には脳の萎縮がどんどん進行し、言葉数も意味も失われてしまい、ついには話が通じなくなってしまいます。

・脳血管型認知症

脳血管型認知症も各段階によって症状が異なります。

初期は意欲の低下や自発性の低下が目立つようになり、夜間の不眠や不穏も現れてきます。

中期以降は記憶障害が進む一方で判断力は保たれるといった、まだら型の認知症が見られるのが、この脳血管型認知症の特徴です。

・レビー小体型認知症

レビー小体型認知症はパーキンソン病に似た症状が特徴で、身体の動きが緩慢になってしまい、歩行障害や身体が固くなってしまうことから、転倒しやすくなります。また、幻視や幻聴も症状として現れます。

・前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症は人格や性格が極端に変わってしまい、衛生面の管理ができなくなってしまったり、柔軟な思考ができないなどの特徴があります。さらに、反社会的な行動が増えてしまうこと代表的な症状です。

認知症の原因

・アルツハイマー型認知症

脳にアミロイドベータと呼ばれるたんぱく質がたまってしまうことで正常な神経細胞が壊れてしまいます。そのため、脳に萎縮が起こってしまいます。

・脳血管性認知症

脳梗塞や脳出血などの脳の血管障害が原因で引き起こされてしまう認知症で、脳の血管が詰っている梗塞巣が増えてしまったり、大きくなってしまうたびに脳の機能が低下し、認知症や運動障害が起きてしまいます。

・レビー小体型認知症

レビー小体と呼ばれるたんぱく質が脳にたまってしまうことで引き起こされる脳の萎縮が原因とされています。

・前頭側頭型認知症

原因は特定されていませんが、ピック球と呼ばれる異常構造物が神経細胞にたまってしまうという説と、たんぱくがたまってしまうという説が提唱されています。

若年性認知症について

64歳以下の方が認知症と診断された場合を若年性認知症と呼びます。物忘れが生じ、仕事や生活に支障が出ても、その若さから認知症であることに気づかなかったり、病院での診察でも、うつ病や更年期障害と間違われてしまうこともあるので、発見までに時間がかかってしまうケースも多いようです。

認知症の治療法

認知症は適切な対応やケアによって治癒もしくは軽減できる場合もあるので、まずは医師に相談されることをおすすめします。

初期の認知症の進行を遅らせる薬として、アリセプトと呼ばれる塩酸ドネペジルがありますが、高齢者などは多くの病気にかかってしまっていることも多いため、たくさんの薬を同時に服用していたりします。

そのため、高齢者は若い人よりも副作用が強く出てしまう傾向もあるので、家庭に認知症の高齢者がいる場合は特に介護が必要となってきます。

認知症の予防法

認知症を予防する対策は大きく分けて二つあります。

認知症になりにくい生活習慣

脳の状態を良好にしておくためには、食習慣や運動習慣が特に大切であり、認知機能を普段から使うためには対人接触を積極的に行うことや、知的行動習慣を意識した生活を送ることが重要となります。

認知症で落ちてしまう三つの能力を鍛える

三つの能力とは、エピソード記憶、注意分割機能、計画力です。

体験したことを記憶として思い出すことがエピード記憶と呼ばれ、複数のことを同時に行なう際に適切に注意を配る働きを注意分割機能といいます。そして、新しいことをする時に、段取りを考えて実行するのが計画力ですが、これらの能力を日頃から鍛えておくことが認知症の予防につながります。

 - 脳・頭部の病気