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大きくなってもなかなか治らない「おねしょ」は夜尿症かも

      2017/01/13

夜尿症(おねしょ)

どんな人でも、幼児期には頻繁におねしょをしたことがあるものです。ですが、成長と共にその頻度は少しずつ減り、小学校の高学年になった頃にはほとんど無くなります。

しかし、その頻度が成長してもあまり減らない子どもがおり、中には成人するまでおねしょし続ける人もいるのです。

そのような場合に初めて、医学的な問題である夜尿症となります。

ここではその夜尿症(やにょうしょう)について詳しく見ていきたいと思います。

「おねしょ」と「夜尿症」の違い

すでに触れましたが、おねしょと夜尿症は明確に異なります。

第一の基準は年齢です。

5~6歳以上で、睡眠中におしっこを漏らす場合は夜尿症の可能性があります。

第二の基準は頻度です。

こちらも5~6歳以上でも、たまにしてしまう場合にはおねしょの範疇(はんちゅう)ですが、1ヵ月に数回以上睡眠中におしっこを漏らすことがある場合には、夜尿症と考えられます。

夜尿症の原因

夜尿症の原因は、以下のようなモノが挙げられています。それらが単独、もしくは複合して夜尿症が発生すると考えられています。

●睡眠中に尿が大量に溜まりやすい(夜間多尿)
尿が膀胱にたくさん溜まり、それで尿意を催しやすくなることで、無意識に排尿してしまうことにつながります

●膀胱の容量が少ない
尿を溜めておく膀胱の容量が少ないと、睡眠中に尿意を催しやすくなり、無意識におしっこをしてしまいます。

●排尿筋の過活動
膀胱を膨らませたり収縮したりさせる排尿筋が睡眠中に勝手に収縮しやすくなり、寝ている間に小便をしてしまいます。

●覚醒障害
夜尿症で最も重要な要素と言えるでしょう。膀胱に尿が溜まり尿意を催しても目が覚めないという障害です。

つまり、この障害がなければほとんどの場合において、起きてトイレに行くことが出来ますのでお漏らしにはならないということになります。

夜尿症の治療法

夜尿症の原因によって治療法が変わってきますが、生活習慣の改善にまず取り組む必要があります。

はじめは寝る前にあまり水分を摂取しないということが重要です。同時に、水分を多量に摂取することにつながる塩分の摂取も控えめにしましょう。

それぞれの夜尿症の原因による治療法ですが。

●膀胱の容量や排尿筋が原因の場合
膀胱の緊張を緩和し、溜められる尿の容量を増やす作用のある薬剤(抗コリン薬)を使用。

●夜間多尿が原因の場合
抗利尿ホルモン製剤を投薬して、夜間に溜まる尿自体を減らします。

●以上のような原因以外の原因、もしくはその治療だけでは治らない場合
行動療法が必要になります。

夜尿アラームと呼ばれる、睡眠中に排尿が始まった場合にブザーを鳴らして起こすシステムを利用し、排尿前に覚醒させる訓練を行います。

日本では、このような行動療法と抗利尿ホルモン製薬の併用での治療が行われる場合が多いようです。

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