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被害妄想などを訴える統合失調症の人とどう接していけばいいのか

      2017/01/13

被害妄想などを訴える統合失調症の人とどう接していけばいいのか

統合失調症は発症すると、自分の意思とは関係なく妄想や幻覚に襲われてしまいます。そのために、日常生活を穏やかに過ごすことが難しくなってしまう場合もあります。統合失調症で現れる妄想、幻覚とはどのようなものなのか。そして、そのような症状に陥ってしまった人とどう接していけばいいのでしょうか。

統合失調症にかかった人が訴える特徴的な幻覚・妄想

統合失調症にかかった人が訴える代表的な症状は以下の通りです。

・自分を呼んでいる声が聞こえる
・誰かが自分をバカにしている声が聞こえる
・日本政府やアメリカ政府、ユダヤ人の組織の黒幕が自分を殺そうと企んでいる
・宇宙人や殺し屋の組織が常に自分の事を監視している

統合失調症を発症すると、一見すると荒唐無稽な状況に置かれているという認識に囚われてしまいます。幻聴や被害妄想、集団ストーカー、集団監視などを受けているという特徴的な訴えを起こすことがあります。

妄想や幻覚によってどのような行動をとってしまうのか

統合失調症の幻聴症状や幻覚症状は、誰かにバカにされている、誰かが自分を監視している、誰かが自分を殺そうとしているという被害妄想となり、本当は誰もバカにしていないのに被害妄想で作り上げたシナリオが統合失調症にかかった人の頭の中で作り上げられてしまいます。

その結果、まったく無関係の人やまわりにいる人に対して敵意を抱いてしまうことがあります。このため、敵意を抱いた人に対して危害を加えようとしてしまうこともありますが、人を傷つけたり殺してしまうような行動を取る統合失調症患者はごくわずかであり、ほとんどの統合失調症患者は他者を傷つけることはありません。

基本的には他者を傷つける行動は取らない統合失調症患者ですが、統合失調症の幻聴症状や幻覚症状は毎日発生する為、幻聴や幻覚に疲れきってしまい外部との接触を絶って、ひきこもり状態になってしまう人も多いようです。

まわりの人はどうするべきか

自分の家族や恋人など、近しい人が統合失調症になった場合には、まわりにいる人はできる限り、統合失調症になった人をサポートし、見守る心を持つことが大切です。

統合失調症にかかっている人は幻聴症状や幻覚症状に毎日苦しめられている状態ですので、正常な判断ができないことがあります。ですから、まわりにいる家族のサポートが不可欠となってくるのです。

家族が統合失調症にかかっている疑いがある場合には、統合失調症の症状が強く現れている初期段階の時期には無理に精神科の病院やクリニックを受診させず、あくまでも統合失調症にかかっている本人の精神状態が落ち着いてくるのを待ち、時期を見計らって精神科を受診させるようにして下さい。

統合失調症の症状が強く出ている初期段階で無理に強制的に精神科などの医療機関で受診をさせてしまうと、統合失調症の幻聴や幻覚などの被害妄想の症状が悪化するおそれがあります。

家族が統合失調症にかかった場合には、まわりにいる家族は統合失調症の家族に対して、何も求めず、外出や働くことを強制しないのが大切です。

当事者を気にかけているというサインはそれとなく統合失調症となった人に送りつつ、、統合失調症の人を見守る心を持つようにして下さい。

まわりにいる家族が統合失調症の人に対して、早く治そうとか早く社会復帰させようと急かしてしまうのは、統合失調症にかかった人の気持ちを焦らせるばかりとなり、症状を悪化させてしまいます。

 - 精神・心の病気