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発達障害は3種類あった!正しい知識を持って理解しよう

      2017/01/13

発達障害は3種類あった!正しい知識を持って理解しよう
最近良く見かけるようになった発達障害という言葉があります。発達障害であることに気がつくのは子どもの時が多いですが、大人になってから知るケースも少なくありません。

これを機に発達障害に関する知識を深め、社会の発達障害者に対する理解や支援を促していきましょう。

発達障害の症状

発達障害は主に、広汎性発達障害(PDD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)の三つに分類することができます。それぞれの障害によって現れる症状も異なります。

・広汎性発達障害
まず広汎性発達障害ついてですが、さらに自閉症、アスペルガー症候群、レット症候群などの疾患に分類することができます。これらに共通する症状は、社会性の欠如とコミュニケーション障害です。

生きていく上では他人と協力したりコミュニケーションをとっていくことが不可欠ですが、こういった行動をきちんと取ることができないケースが多くみられます。

・注意欠陥多動性障害
また注意欠陥多動性障害の場合は行動過多になり、正常を超えたレベルでの活動を示します。ただ単に元気が有り余っているというレベルではなく、病的に活動量が多いという点がポイントになります。

注意力も散漫で、次々とやることを変えてしまい、根気や継続力がないように見えることもあります。

・学習障害
最後に学習障害ですが、これは一部の教科が全く理解できないというような症状として現れます。

学習に障害はあるものの社会活動を行うことができないほどではなく、読み書きソロバンのいずれかができないといった症状であるため、ただ単に苦手な教科があるだけとみなされてしまうこともあります。

発達障害の原因

発達障害の原因は脳の一部に先天的な障害があるためとされています。こういった脳障害が生じる原因はさまざまです。

遺伝子が含まれている染色体に異常があるために障害が起きる場合もありますし、妊娠中のトキソプラズマ症や出生後の感染症によってこういった脳障害が起きるとしている説もあります。

一つではなく、複数の要因が合わさって脳障害が起きているため原因を特定するのが難しいのです。

発達障害の人の特徴

・広汎性発達障害
自閉症の中には一人でいることが多く、他人のことを全く気にしないというタイプがいます。その一方で、先生や上司の言うことを素直に聞くけれども突然大声を出したり、奇妙な行動を取る人もいます。

自分だけずっと話し続けたりして自己中心的に振る舞う場合もあります。また会話を行う際、顔が無表情で声に感情がこもっていなかったり、相手の発言に対して無反応であることもあります。

・注意欠陥多動性障害
次に注意欠陥多動性障害の子どもについてですが、常に動き回っているために活動量が多い元気な子とみなされる場合があります。

また学校の教室で講義をしていると突然席を立って教室を出て行ってしまったり、先生が注意したにも関わらずじっとしていられてないといった様子がみられます。落ち着きが無いために学校や職場で悪い評価を受けやすいのも特徴です。

・学習障害

学習障害の子どもに関しては、他の教科は普通にできるのに特定の教科だけできないといった特徴があります。多くの場合、特殊な教え方を採用すると理解が進み、学習が捗るようになります。

発達障害のサポートについて

こういった発達障害を持つ人は、障害者としてみなされていませんでしたが、2004年に発達障害者支援法が制定されたことで、発達障害者は一般的な障害者として診断されるようになりました。

現在では、乳幼児の段階でスクリーニング検査で発達障害を持つ可能性を診断し、早期発見に努めようとする体制が整えられています。また障害児専用の教育機関を活用することで、正常な日常生活を行えるような訓練プログラムを実施することもできます。

さらに障害者であっても仕事に就けるよう、就労先を紹介する機関も日本全国に設けられています。

発達障害の治療法

発達障害の原因は脳にあるため、根本的な治療は難しいとされています。したがって症状を緩和することが第一の治療法となります。

代表的な治療法にはペアレントトレーニングが挙げられます。これは親子が一体となって行われる教育目的の訓練のことで、親が子どもに対して生活のしつけを行うものです。

子どもが好ましい行動を取ったときは褒めてあげたり、子どもが好ましくない行動をとったときは無視をするなど様々な訓練法が開発されています。幼少期からこういった訓練を行うことで、子どもが大人になった時に自立するのを支援するという活動です。

また注意欠陥多動性障害の場合は、脳内の一部の神経伝達物質が足りなくなることが原因で起きる可能性があることから、薬物投与が実施されることがあります。

発達障害の予防法

発達障害の原因の一つとされているのが感染症です。

したがって妊娠中に病院など病気の感染源となるウイルスや細菌が飛んでいる場所に行かないということと、トキソプラズマに感染している可能性のある猫には近づかないなどの対処をした方が感染確率は低くなると言えます。

 - 精神・心の病気