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高血糖症と糖尿病の違いとは…生活習慣の乱れが悲劇を呼ぶ!

      2017/01/13

高血糖症と糖尿病の違いとは…生活習慣の乱れが悲劇を呼ぶ!
高血糖症は中々自覚症状がないため気づきにくいですが、生活習慣病とも言われ毎日の生活習慣の積み重ねで発症するものです。

高血糖症をそのままにしておくと糖尿病にもなり最悪死に至るような病気ですので、高血糖症だと分かったら直ちに対処するようにしましょう。

高血糖症の症状

高血糖症は血液中の糖度が異常に多くなり、血糖値が正常値より高い状態の事をいいます。

自覚症状としては、普段よりも空腹感やのどの渇きを覚えたり、夜間の排尿の回数が増えたり、皮膚が乾燥する、またはかゆい、疲労感があり眠さやだるさが続くなどの症状が現れます。

高血糖症の原因

血糖は主に食物に含まれる炭水化物が消化され、消化器官で吸収されて血液中に送られたものなので、誰もが食事の後、血糖値は上昇するのが普通です。

しかし、健康な人だとある程度まで上昇するとそれ以上は上がらず徐々に下がってきます。これはインスリンという物質が働くからです。

インスリンは膵臓のランゲルハンス島という組織の中にあるβ細胞から分泌されるホルモンで、血液中のブドウ糖が血液から細胞の中へ流れ込むように働き、血糖値が高くなりすぎないようにコントロールしてくれるという身体の中ではとても大切な役割をしているのです。

しかし、食べ過ぎなどで肥満になり体脂肪が多くなったりすると、インスリンの働きが低下してしまい、細胞の中へブドウ糖を送り込む流れが阻害され、血糖値が下がらない状態になってしまい高血糖の状態が続くようになります。

そしてこの状態を慢性的に放置する事により、ついには糖尿病の発症へと進展してしまうのです。

高血糖症と糖尿病の違いとは?

糖尿病とは、体内のエネルギー源でもあるブドウ糖を上手く作用させる事ができない状態の事を指します。人の細胞や臓器はエネルギーが来なくなれば活動することができません。

人間は3大栄養素といわれるタンパク質、炭水化物、脂質から活動するためのエネルギーを得ています。 これらの食べ物が消化器官で消化して、吸収されてブドウ糖を作り出し血液中に送り込まれて身体の中で作用する働きをします。

そして膵臓で作り出されるインスリンというホルモンで、細胞が血液の中からブドウ糖を取り込んでエネルギーとして利用するのを助ける働きをしています。

しかし何等かの原因でインスリンの作用が不足すると、ブドウ糖を利用できなくなり、血液中の血糖値が高くなります。これを高血糖といい、この状態が継続するのが糖尿病です。

インスリンの不足には、膵臓のインスリンを作る出す能力が低下してしまうことと、インスリンに対する細胞の感受性が悪くなることの二つの原因が考えられます。

糖尿病は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。最初は少し疲れた程度に思うことが多いのですが、進行するにつれて歯周病や勢力減退、免疫力低下によるできものや怪我が治りにくいなどの症状が出てきます。

さらには進行すると、糖尿病ケトアシドーシスと呼ばれるような合併症を誘発し網膜症や傷が治らず壊疽(えそ)を起こし最悪切断する場合もあります。つまり糖尿病は、進行に伴って非常に厄介な合併症が現れる病気なのです。

糖尿病は血液検査をすることでわかります。糖尿病には基準がありその一つの基準が血糖値です。

この血糖値が高い状態の事を高血糖といい、糖尿病の、尿に糖が出る、どれだけ食べても痩せていく、という症状に対して、高血糖症の場合は、尿に糖が出たり出なかったりでまだ糖尿病といわれる前段階の症状の事なのです。

高血糖症の治療法

高血糖症の治療は高血糖症が糖尿病になってしまう事を防ぐという意味で非常に大切です。高血糖症の治療をするためにまずは生活習慣の改善が必要になってきます。

まずは食事療法を行い、暴飲・暴食を辞めて規則正しく栄養バランスを考えた食生活にして、偏食は控えましょう。

そして運動を取り入れるようにしましょう。高血糖症は肥満時になりやすいので日常に簡単な運動から取り入れていき、継続して行うのが理想的です。

これらの食事療法や運動療法でも効果が出にくい場合は薬も並行して使用しましょう。

膵臓からのインスリンの分泌を促進するインスリン分泌促進薬、小腸でのブドウ糖の吸収を緩やかにする食後高血糖改善薬、インスリンの作用を良くするインスリン作用改善薬などの経口薬があります。

しかし、高血糖を治療する副作用として低血糖を起こすものもありますのでそれぞれの身体の状態に見合った薬を主治医と相談して使用するようにしましょう。

高血糖症の予防法

高血糖症の原因は生活習慣と遺伝性の物に分ける事ができますが、高血糖症を予防するためには生活習慣を改善する事が一番大切です。

特に家族に糖尿病などの病気の方がいる場合は、体質的に遺伝する事が十分に考えられますので注意するように心がけましょう。

 - 血管・血液の病気