アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

それって垢(あか)だったの?意外と知られてない垢の種類

      2017/01/13

それって垢(あか)だったの?意外と知られてない垢の種類
人は生きている以上「垢」が発生します。毎日当たり前の様に身体に付着しているものですので、垢のことを気にしている人はまずいません。

しかし、垢は健康のバロメーターであり、身体からのSOSサインを表していることもある大切な自然現象なのです。

垢とはなにか

人間の身体は皮膚に覆われています。皮膚は実は何層にも分かれていて、一番上層部は「角質層」と呼ばれています。身体は常に新陳代謝を行っていて、しばらくすると古い角質層は剥がれ落ちていき、それを垢の成分となるのです。

実際の垢は黒いこともあり、臭いと感じたりします。それは皮膚には汗腺や皮脂腺があり、そこから分泌される汗や脂が剥がれ落ちた角質と混ざるからです。

垢が汚いと言われるのはこの他にも皮膚についたゴミやホコリ、その他にも雑菌が付着して混ざり合うからです。

体の色々な垢

代表的な垢は以下の4つです。

・フケ
頭皮が剥がれ落ちて出る垢です。頭皮には脂質が多く、毎日洗髪をしてもフケが出る人もいます。体質によりパラパラと細かい粉の様に落ちる人もいれば、ねっとりとした白い粒上になり、落ちたフケが肩に付着する人もいます。

・耳垢(みみあか)
耳の中は常に分泌物が出ています。それが剥がれ落ちた皮膚と一緒に、外から入ってきたホコリやゴミと混ざり、耳垢となります。

こちらも体質により白い粉状の人もいれば、ネットリと赤黒い状態の人もいます。

・恥垢(ちこう)
人の性器部分は常に湿っていることと、分泌物が多いことから垢が溜まり易くなります。

恥垢は粘土状になったり臭いを発するものがあります。

・爪垢(つめあか)
爪垢は爪と皮膚との隙間に溜まります。主にゴミやホコリが原因であり、色は真っ黒で異臭を発します。

なぜ垢が出るのか

人の身体は新陳代謝を繰り返しています。新しい皮膚に生まれ変わらないと、ケガをした時のキズは治りません。また、空気中には多くの雑菌が混じっていて、身体を保護する為にも雑菌ごと剥がして落とす必要があります。

免疫力が強い人程細胞分裂が活発となり、古い角質が剥がれ落ちるサイクルも早くなります。垢が出るのは人が自分の身体を守ろうとしているからなのです。

垢の状態でわかる体の異常

「耳垢栓塞(じこうせんそく)」は、耳垢が増え過ぎることで外耳が塞がってしまう症状です。耳がかゆいだけではなく、難聴や耳鳴りが起きることもあります。

恥垢が白い状態になったり、量が多い場合には性病の可能性もあります。「HIV・淋病・クラミジア・カンジダ膣炎」など、感染症の疑いがあります。

爪垢が出る、黒い、臭いなどの場合には「爪水虫」の可能性があります。水虫は通常皮膚の部分に起こるものですが、爪に起こる場合もあるのです。

垢の落としすぎによる弊害

垢は不潔であることからお風呂で毎日ゴシゴシとこすって落としたいと思うものです。しかし垢を落とし過ぎることで必要な角質や皮脂まで落としてしまうと、肌のバリヤ機能が衰えてしまいます。

その結果皮膚が乾燥して炎症を起こし易くなったり、アトピーになり易くなります。フケが出るからと一生懸命洗髪をし過ぎると、頭皮を保護する成分である皮脂まで落ちてしまい、薄毛の原因にもなる可能性があります。

 - ライフスタイル