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性器ヘルペスは一度感染したら再発を繰り返すので予防が大事

      2017/01/13

性器ヘルペスは一度感染したら再発を繰り返すので予防が大事
年々増えている性感染症の感染者。性器ヘルペスは一般的な性感染症の一つですが、一体どんな病気なのでしょうか?

感染を防ぐ方法、また自分が感染してしまった場合の症状や治療法などを、詳しく見ていきましょう。

性器ヘルペスとは

性器ヘルペスは、主に単純ヘルペスウイルスの2型によって起こります。この単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、1型は主に口唇や脳で起こりやすく、2型は性器などの下半身に症状がでます。

ただし、1型の場合でも接触やオーラルセックスにより性器にうつる場合があります。2型より1型の方が性器に感染したとき、症状が重いとされています。

ヘルペスウイルスは男女問わずうつる病気です。女性の方が重症化しやすく、症状のでる範囲も広いと言われています。

ヘルペスウイルスは一度感染すると、治療によって症状が治まっても、完治にはいたりません。ウイルスは体内にひそんでおり、体の免疫力が落ちているときや生理前などに再発することがあります。

2型の場合は再発する可能性が高く、治療後1年以内に約80%と言われています。しかし再発のときの症状は、初感染に比べると軽いことがほとんどです。

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスは、はじめての感染のときに強く症状がでます。

最初は性器の赤みや水ぶくれにともなって、痛みやかゆみ、灼熱感などがでてきます。水ぶくれが破れて潰瘍やびらんになったり、高熱がでることもあります。女性の場合は患部の痛みが激痛になる人もいて、排尿時に痛みがでたり歩行が困難になることもあるようです。

また男性の場合は症状が外性器やお尻にとどまりますが、女性の場合は症状が膀胱、子宮、鼠径部のリンパ節に及ぶこともあります。重症化するとまれに髄膜炎になることもあるので、早めに病院へ行って治療をうけましょう。

再発したときは、症状が軽いことがほとんどです。水ぶくれや潰瘍が、再発のときの主な症状となります。しかし症状が重くなる場合もあるので、局所のむずむずや違和感、かゆみなどの前兆を感じた場合、早めに病院へ行きましょう。

再発の原因は主に、ストレス、免疫力の低下、生理前、性行為による性器の摩擦、アルコールの飲み過ぎ、です。感染してしまった場合は、健康管理に十分注意しましょう。

性器ヘルペスの原因

性器ヘルペスは接触により感染するため、空気感染や飛沫感染はしません。主に性行為によって感染します。患部に症状があるときはもちろんですが、症状がみられないときも性器にウイルスが出てきている場合があり、感染する可能性があります。

特に再発した時は、症状が軽いため、症状がでていることを見逃してしまうこともあります。そのような時に性行為をすることでパートナーから移る、またはパートナーに移してしまうことが考えられます。

また口唇ヘルペスに感染しているときにオーラルセックスをすることでうつる場合もあります。手で感染した口をさわり、その後性器をさわったといった場合にもうつる可能性があるので注意しましょう。

性行為以外では、タオルの共有、トイレなどがうつる原因となります。性器ヘルペスに感染しているパートナーや家族と共用のタオルをつかったり、トイレの便座に患部が当たり、それによって感染するということも考えられます。十分に注意しましょう。

性器ヘルペスの治療法・予防法

性器ヘルペスの薬は一般の薬局では市販されていません。まずは病院へ行きましょう。治療を受けるのが早ければ早いほど、症状は軽くてすみます。

ヘルペスウイルスに感染していると診断をうけた場合、抗ヘルペスウイルス薬や塗り薬で治療をしていきます。一般的には5〜10日間程、これらの治療薬を内服または塗布します。

ヘルペスウイルスは完治するものではないので、症状が治まったら治療は一旦終了となります。

症状が出ているときの性行為は避けましょう。また症状が出ているのに気がつかない場合や、症状が出ていなくてもウイルスが性器に出てきている場合があります。性行為のときは必ずコンドームをつけましょう。

しかしコンドームでカバーできる範囲以外のところにウイルスが広がっている場合もあります。コンドームだけで100%感染を予防できるわけではないのです。

症状が出ていなくてもパートナーと体調の変化をよく話し合い、感染を防ぎましょう。また不特定多数の人と性行為をするのも感染の原因となりえるため、避けたほうがいいでしょう。

またパートナーや家族とのタオルの共有はやめましょう。洋式トイレの便座は、つかう前に消毒用アルコールなどで拭き、感染を防ぎましょう。

ヘルペスウイルスは熱や乾燥、アルコール消毒などに弱いため、あまり神経質になることはありません。しかし、たくさんの物に触れる手は、感染経路となりやすいので、手洗いをしっかりしましょう。

 - 感染症・性感染症