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ブランケット症候群とは?あなたには肌身離せない物ありますか?

      2017/01/13

ブランケット症候群とは?あなたには肌身離せない物ありますか?
ブランケット症候群は物に執着している状態を指す心理学用語です。安心毛布、ライナスの毛布とも呼ばれ、いつも肌身離さずに愛着を注ぐ物を持っている状態を呼びます。

大人の愛情不足が原因とよく耳にするので、もし、自分の子どもにその症状が現れたら不安を感じてしまうかもしれませんが、成長期の子供にはよく見受けられるものなので、無理に止めさせる必要はないといわれています。

ブランケット症候群の症状

子どもの頃、女の子であればぬいぐるみ、男の子であればヒーローの人形や車、握りしめていないと寝る事ができないブランケットなど、特にお気に入りの物ってありませんでしたか?

例えばスヌーピーでお馴染みのライナス君。彼は肌身離さず青色の毛布を持っていますよね。これがまさにブランケット症候群そのものです。

ライナス君は秀才肌でいつも冷静ですが、毛布がないとパニックになってしまうため常に彼の手には毛布が握られています。手元にあると安心できる物に執着してしまう事を、心理学用語でブランケット症候群と呼びます。また、彼の名前にちなんでライナスの毛布とも呼ばれています。

大人になってからでも見受けられる症状で、子どもの頃から変わらない場合もあれば、新たに執着する対象が出てくるケースもあるようです。

ブランケット症候群の原因

たまに愛情不足が原因と語られる事もあるので、そのような話を聞くと不安になってしまうものですよね。

しかし、どんな時に症状がみられるかというと、卒乳や断乳、幼稚園や保育園の入園など、環境の変化に子供が不安を抱えながらも先へ進まなければならない時に多いといわれています。

環境が急に変わる事は大人であっても不安になってしまうものですよね。それが小さな子どもであれば、なおさら大きな不安を感じる事でしょう。

子どもはストレスが溜まると解消させようとしますが、今までそばにいた親はそこにいないので頼る事ができません。その時に安心を感じられる物を探した結果が、常に触っていられる物であったり、慣れ親しんだ匂いに行き着きます。

しかし、それは肯定的に考えれば子どもの心が確かに成長しているという事でもあります。環境が変わって不安な時に親の代わりになる安心を見つけたからこそ、大事にせずにはいられないのです。

ブランケット症候群の治療すべき?

常に肌身離さず、洗濯しようものなら大泣きしてしまうので、親としては不安に思ってしまうものですよね。また、大きくなっても幼い頃の物に執着し続けるのは、なんとなく恥ずかしいと思ってしまうかもしれません。

しかし、ブランケット症候群は心の成長を妨げるものではありません。小さい時に気に入っていた物があった人は多いでしょうし、落ち着くための仕草や方法などがある人もいるので、ほとんどの人が通る道ともいえます。

子どもが初めてつかまり立ちをした時、パパやママの手をしっかりと持っていましたよね。あるいは、壁やイスにつかまっていた時もあった事でしょう。ブランケット症候群もそれと似たようなもので、物が心を少しだけ手助けしている状態です。

無理に止めなくても体へ悪影響を与える事はありません。大きくなるにつれて自然と他の物に興味が移り多くの事に夢中になっていく事で、自然と心の支えになっていた物を忘れてしまうケースも多いといわれています。

大人の場合も何かを頑張るための活力としての意味合いを持っていて、心に癒しを与える大切な役割を担っている事も多いそうです

。もし、それがないとパニックを起こすほど落ち着かなくなり日常生活に支障をきたしてしまう場合は心療内科へ足を運ぶ事をおすすめしますが、そうでもない限りは心の支えにしておいても問題はありません。

治そうとして、やってはいけないこと

もしかしたら子育てを間違ってしまったのかもしれないとは思わないで下さい。少しずつ子どもは自我が芽生え、大人が思っているよりも多くの事を考え始めます。親から見ればいつまでも子どもは子どものままなので、急な変化に対応できず驚いているから不安になるのです。

決して無意味に取り上げたり、目の前で捨てる事はしないでください。幼い子どもが誰よりも愛しているのはパパとママです。

不安を感じた時にいつも手を差し伸べてくれたその安心を物に見出している状態の場合もあります。それを簡単に捨ててしまうというのは、親にとっても子どもにとっても、考えてみると悲しい話ですよね。

色々な経験を重ねる事で子どもは成長していきます。今はブランケットがなければ歩けない道でもいつかは一人で歩けるようになります。逆にスマートフォンを常に見ている大人の方が、物に固執してしまっているように見えませんか?

大人も子どもも、あまり変わりはないのです。きっと子どもがいつか家を出た時、ずっと大切にしていたボロボロの思い出は何よりの宝として親の目に映るのではないでしょうか。

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