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味覚障害は味がわからなくなる病気!最近お魚食べていますか?

      2017/01/13

味覚障害は味がわからなくなる病気!最近お魚食べていますか?
味覚障害は、食べ物の味が感じられなくなる障害です。食べ物の味がしなくなると食事を満足に取れなくなって、健康に大きな危険が生じる可能性があります。

亜鉛不足を理由に味覚障害になることが多く、治療では亜鉛の投与が行われます。味覚障害を予防するためには、日常的に魚介類など亜鉛を多く含む食べ物を摂取することが大切となっています。

味覚障害の症状

味覚障害は、食べ物を食べても味を感じられなくなる障害です。味がなくなるのが味覚障害の大きな特徴ですが、味覚障害にも様々なバリエーションがあります。

代表的な症状が、何を食べても食べ物本来の味がせず、奇妙な味に感じるというものです。何を食べても鉄のような味がするようになり、飲み込むようにしか食べ物が食べられなくなってしまいます。

さらに、濃い味付けだと味が分かるのに、薄味だと分からなくなかったり、口の中には何も入っていないのに苦味のような味を感じるという症状もあります。

また、甘さは感じるのに塩気は感じないというように、ある味だけが分からなくなったり、甘みを塩気と取り違えるなど、味に対して錯覚を覚える症状を発症するケースもあります。

このように、味覚障害には様々な症状がありますが、どの症状が出ても生活に支障が生じます。普通に食べ物が食べられなくなって極端に痩せてしまったり、友人や仕事の関係者と共に食事を取ることができなくなってしまうのです。

さらに、深刻なのが食べ物の味が分からなくなることで、腐った食べ物や毒物を口にして身体を壊してしまうことです。味覚障害は、本人が症状を自覚した時には症状が進行している場合が多くなっています。

自分の好物の食べ物を食べても昔のような美味しさを感じられなかった場合や、自分が作る料理の味付けについて家族からおかしいと指摘された場合などには、味覚障害を疑う必要が出てきます。

味覚障害の原因

味覚障害には複数の発生原因がありますが、その中でも一番大きい原因は味蕾の減少です。味蕾は舌や喉の奥にある小さな器官です。舌には約1万個の味蕾があり、食べ物の成分が味蕾に触れることで味を感じるようになっています。

味蕾はタバコや辛い食べ物のとりすぎ、さらに、加齢などの原因によって衰えることが知られています。味蕾が減少してしまうと食べ物本来の味を感じられなくなってしまいます。

また、味蕾の機能維持のためには亜鉛が必要ですが、食生活の乱れにより亜鉛が不足すると味蕾の機能が衰えてしてしまいます。亜鉛不足は味覚障害の代表的な原因となっています。

さらに、味覚障害は唾液が少なくなることで発生することがあります。

食事をすると、食物の成分が唾液に溶け込んで味蕾に運ばれます。唾液が少なくなると、食べ物の成分がきちんと味蕾まで届けられなくなって、味を感じづらくなってしまいます。

さらに、唾液には味蕾を守る機能もあるため、唾液の量が少なくなってしまうと味蕾が損傷される場合があります。

また、ストレスやうつなど精神的な原因で味覚障害を引き起こす場合があります。

味蕾が受け取った味の信号は、脳に送られ処理されることで味覚として感じられるようになります。ここで、精神的な不調を抱えていると脳の働きに異常が生じて味を正確に認識できなくなってしまうことがあるのです。

なお、薬の副作用や風邪を引いて鼻がふさがっている時に味覚障害が発生する場合もあります。

味覚障害の治療法

味覚障害の治療には味蕾の機能回復が重要となります。

味蕾の機能回復には亜鉛成分が有効であるため、味覚障害の治療では亜鉛の投与が行われます。プロマックという胃潰瘍向けの薬に亜鉛が多く含まれているため、味覚障害治療で投与される場合があります。

また、症状に応じて漢方薬の投与が行われることもあります。

唾液量が減少して味覚障害が発生している場合には、唾液分泌促進剤の投与 が行われます。他にも、水分補給や唾液腺マッサージをすることで唾液の分泌を促す処置も行われます。

最後に、精神的な原因で味覚障害が発生している場合には、心療内科または精神科で治療が行われ、適切なカウンセリングと投薬によって原因となっている悩みの解消を図ることになります。

味覚障害に効く食べ物

味覚障害は多くの場合、亜鉛不足によって引き起こされます。そこで、味覚障害を克服するためには亜鉛を多く含む食べものを摂取することが効果的となります。

亜鉛は魚介類に多く含まれています。牡蠣やカニ、タコにスルメや干しエビなどの魚介類には亜鉛が大量に含まれており、これらの食べものを積極的に摂取することが味覚障害の克服には重要となります。

魚介類の他にもチーズやレバー、ゴマや海苔にも亜鉛が多く含まれています。

さらに、亜鉛を含む食べ物を多く摂取するだけではなく、亜鉛の吸収を促す食べ物を摂ることも大切です。

ビタミンCや牛乳に含まれる乳糖には、亜鉛の吸収率を高める効果がありますので、魚介類とともにピーマンやキャベツなどの野菜や牛乳を摂取することも重要です。

味覚障害の予防法

味覚障害を防ぐためには健全な食生活を送ることが大切となります。暴飲暴食をさけ、ファストフードやインスタント食品を摂ることも極力避けるようにします。

1日3食バランスのよい食事を摂るように心がけ、魚介類等亜鉛を多く含む食べ物を摂取するよう心がけることも大切です。

また、タバコは味蕾に悪影響を及ぼします。禁煙も味覚障害の予防に大切です。さらに、精神的な負担を抱え込まないよう定期的に休憩し、深呼吸や風景を眺めるなどしてリラックスする習慣を身につけることも大切となります。

味覚障害は症状が進行すると、その分、回復が難しくなります。早期の発見と治療が大切となるため少しでも異変に気づいたら、耳鼻咽喉科を受診して検査を受けることも大切です。

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