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母指CM関節症は手を酷使すると発症!過度なスマホいじりは危険

      2017/01/13

母指CM関節症は手を酷使すると発症!過度なスマホいじりは危険
手でモノを持ったり掴んだりするとき、またはドアノブを回すような動作をする時、親指の付け根の手首側(指が分かれている部分よりもっと手首側)に痛みを覚えたことがあるあなたは、ひょっとしたら母指CM関節症かもしれません。

ちなみに母指(拇指と書くこともあります)とは親指のことで、CM関節とは、手根骨と呼ばれる手首の手側の骨(八つの部分で構成されている)と指の中手骨との間にある関節のことです。

親指のCM関節は、手根骨の一部を構成して、親指の根元にある大菱形骨(だいりょうけいこつ)と第一中手骨(ちゅうしゅこつ)の間にあります。

ここでは、その母指CM関節症がどんな病気なのか、詳しく見ていきたいと思います。

母指CM関節症の症状

母指CM関節症は、ビンの蓋を開けようとしたり、モノを摘んだり手に取ったりする、親指に力の掛かる動作で発症しやすく、主な症状は以下のモノとなります。

・痛みが出る
上記のような動作で、親指の手首側の付け根に痛みを覚えます。

・思うように動かない
上記のような動作を取ろうとしても、親指が細かい動きを出来なくなったり、開きにくくなったりします。

・腫れが出る
手首の親指の付け根の膨らんだ部分(母指球)が腫れます。

・親指の形状に変形が出る
親指の指先の関節(IP関節)が曲がり、見た目の付け根(指の分かれ目)に当たる2番目の関節(MP関節)が反り返るような形になります。その形状からスワンネック(白鳥の首)変形とも呼ばれます。

母指CM関節症の原因

母指CM関節症の原因としては、基本的に二つに分けられます。

・関節そのものが原因となっている場合

更に様々な細かい分類が出来ます。

1)親指の酷使

2)関節の酷使
1と2によりCM関節がすり減り、発症する形となります。

3)骨折・亜脱臼
外傷により母指CM関節が脱臼骨折や亜脱臼(完全に脱臼していない状態)することがあり、それが原因となります。

4)変形性関節症
加齢などで関節に変形が発症するものです。

・関節周囲の筋肉が原因の場合
親指周辺の筋肉の酷使により、筋肉が硬くなって、指の動きが悪くなったり、痛みの原因となるものです。

母指CM関節症になりやすい人

母指CM関節症になりやすい人としては、以下のようなタイプの人が当てはまります。

・女性
特に更年期以降の女性に増えます。

出産や更年期などによるホルモンバランスの崩れが原因となると言われています。

・高齢者
関節は経年劣化や変化を起こしやすいため、高齢の人に症状が出やすくなります。

・手を酷使する人
手芸や園芸が趣味だったり仕事だったりする人、理容師や美容師などの手を酷使する人がなりやすいともされています。

特にハサミを仕事で多く使う人にその傾向が見られます。

母指CM関節症の治療法

治療法としては以下のモノが考えられます。

・装具による固定
親指を装具で固定し安静にします。

症状が軽い場合に用いられる治療法で、包帯による固定や専用の装具を用います。

・ステロイドなどの薬物療法
患部にステロイドを注射したり、内服薬を飲んだり、ステロイドや消炎鎮痛剤の貼り薬を貼ったりします。

こちらも症状が軽い場合に用います。

・手術
症状が重い場合には手術を選択します。

関節を形成したり、人工関節を利用したり、関節を固定したりする手術を行います。

母指CM関節症の予防法

母指CM関節症の予防法としては、以下のことが考えられます。

・手や指の酷使に気を付ける
仕事や趣味で手や指を酷使する人は、特に気を付ける必要があります。

最近では若い人でもパソコンやスマホで文字を打つため酷使することが多く注意が必要です。

・手や指の使い方に気を付ける
指に力を入れすぎたり、使い方を間違えると発症しやすくなりますので、正しい使い方に注意します。

・女性ホルモンのバランス変化に気を付ける
女性ホルモンのバランスの悪化と関係が指摘されていますので、出産や更年期などの時期には、親指や手を酷使しないように気をつけます。

また、食生活などにも気を付けましょう。

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