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月経困難症の症状は下腹部に痛みを感じる!痛みの緩和と予防

      2017/01/13

月経困難症の症状は下腹部に痛みを感じる!痛みの緩和と予防
月経困難症は、生理時に痛みなどを感じる女性特有の症状です。

多くの女性が経験する生理痛は月経困難症に分類されるもので、病気が原因である場合には専門的な治療が必要となります。

この症状に対しては、ピルや鎮痛剤の服用が効果的で、定期的に身体を動かすことも症状改善に一定の効果が期待できます。

月経困難症の症状

月経困難症は、生理の際に痛みなどの諸症状を引き起こすものです。一般に言われる生理痛は月経困難症の一部となっています。

ただし、月経困難症は病気に分類される場合と病気ではない場合があるため、その区別を明確に区別することが重要となります。

月経困難症の症状として代表的なものが痛みです。

生理が始まってから数日間、下腹部に痛みを感じることが月経困難症の症状としてよく知られています。

この痛みが強くなると日常生活が送るのが困難になって通学や出社が出来なくなる場合もあります。また、下腹部だけではなく腰回りにも痛みが広がることがあります。

さらに、月経困難症が激しくなると頭痛や吐き気、倦怠感を抱くようになり、おなかに張りが出てくることがあります。体調が優れないためにイライラが募ったり、うつになるなど精神的な不調を抱える場合もあります。

生理時のみに下腹部に痛みが感じられる生理痛については、病気に分類されない月経困難症となります。

ただし、生理痛が日常生活を送れないほどに激しい場合や、複数の症状が合併して引き起こされる場合には、特定の病気を併発している可能性もあるため医療機関の受診が必要となります。

月経困難症の原因

多くの女性が感じる一般的な生理痛の原因は、プロスタグランジンという物質の過剰分泌にあります。プロスタグランジンは月経時の子宮内膜でつくられるものです。

このプロスタグランジンが分泌されると子宮の収縮が促され、生理の血液が排出されることになります。しかし、このプロスタグランジンが過剰に分泌されると子宮が過剰に収縮して痛みを覚えたり、全身の平滑筋を収縮させて頭痛や嘔吐などを引き起こすことがあるのです。

子宮や卵巣が未成熟の場合にはプロスタグランジンの影響を受けやすく、10代から20代前半の女性に生理痛が多く発生する原因となっています。

一方、病気に分類される月経困難症の場合には、子宮に原因がある場合が多くなっています。子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などの病気では子宮に異常が生じているため、生理の際に強い痛みを感じるようになります。

また、これら子宮の異常を原因とした場合の月経困難症では、痛みが長く続くのが特徴で、生理期間以外でも下腹部に痛みを感じることがあります。

月経困難症の治療法

病気ではない月経困難症である生理痛に対する治療として有効なのがピルの服用です。

一般的な生理痛はプロスタグランジンの過剰分泌によって引き起こされますが、プロスタグランジンの分泌を促すのが黄体ホルモンです。ここで、ピルを服用すると黄体ホルモンの分泌を抑えられるようになります。

黄体ホルモンが出なければプロスタグランジンも分泌されなくなり、生理痛の原因を断ち切れるようになります。

さらに、ピルを服用すると排卵がストップし、生理時の経血量も少なくなります。ピルを服用すれば生理が軽くなるため、結果として、生理時の負担を大きく抑えられるようになるのです。

また、一般的な生理痛対策では鎮痛剤の服用も効果的です。鎮痛剤の中にはプロスタグランジンの分泌をブロックする効果を有するプロスタグランディン合成阻止剤があり、これを服用すれば生理痛を抑える効果が得られるようになります。

一方、子宮内膜症などの病気を原因として月経困難症となっている場合には、その原因である病気の治療が必要となります。

子宮内膜症に対しては、病巣部を外科手術によって取り除いたり薬物治療によって治療が図られます。子宮内膜症に対する薬物治療でも、ピルが投与される場合があります。

月経困難症の予防法

生理の前には血液の流れが悪くなって骨盤周辺に血液が溜まることが多くなっています。血液が多く溜まってしまうと、生理が重いものになってその分痛みが強くなります。

そこで、月経困難症を予防するためには、血液の流れを改善することが有効となっています。生理の始まる1週間前からウォーキングやジョギング、水泳などを行って継続的に身体を動かすと血液の流れが改善されて、生理を軽くする効果が得られます。

また、病気ではない月経困難症についてはストレスを過度に感じることで発生する場合もあります。

そこで、暴飲暴食を避け、定期的に運動をするなどしてストレスを発散し、規則正しい生活を行うように心がければ、月経困難症の予防に一定の効果が得られます。

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