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尿管結石の予防には水分補給がカギ!症状は背中や腰への痛み

      2017/01/13

尿管結石
尿管結石は、腎臓でできた結石が尿管にまで降りてくることで引き起こされる病気です。激しい痛みを伴い、食生活の乱れや水分不足を理由にできることが多くなっています。

症状の程度によって尿管結石の治療法は異なり、症状が軽度の場合には投薬で治療できるものの、症状が重い場合には手術が必要になる場合もあります。

尿管結石とは?

腎臓は、体内の血液内にある不純物を取り除き、尿として排出する器官です。この腎臓で尿を作る過程に、結石という石ができる場合があります。

尿は腎臓で作られ、尿管を通って膀胱で貯められ、尿道を通って最終的に排尿されます。この尿が通る筋道のことを尿路と呼びますが、この尿路に結石ができる症状が尿路結石です。

尿路結石は結石ができる部位によって症状が細分化されており、尿管に結石ができると尿管結石と、尿道に結石ができれば尿道結石と呼ばれます。

尿路結石の症状の内、90%以上が尿管結石となっており、尿管結石は代表的な尿路結石の症状となっています。尿管は腎臓からのびる尿路であるため、腎臓でできた結石が外に出るとすぐに尿管で詰まってしまい尿管結石となってしまうのです。

尿管結石の男女比は2.5対1となっており、尿管結石は中年男性に多く見られる病気となっています。

尿管結石の症状

尿管結石になると激しい痛みを伴います。下腹部から背中にかけて強い痛みが襲い、吐き気や冷や汗を伴って顔面蒼白となります。

また、血尿がでたり、結石が尿と一緒に排石される場合もあります。血尿の種類は様々で、明らかに血とわかる濃い色をした血尿がでる場合もあれば、肉眼ではその違いにわからない場合もあります。

さらに、尿の頻度が高くなったり、睾丸が痛くなる場合もあります。尿道結石の症状で最も深刻なのが尿が出なくなる症状です。

結石が尿管を完全にふさぐことで引き起こされる症状で、尿が出なくなった場合には医療機関で緊急処置を受けなければなりません。

尿管結石の原因

尿管結石の原因は多岐にわたります。代表的な原因は食生活の乱れと水分補給の不足です。

日々の食生活で動物性タンパク質や脂肪を取りすぎると、尿のカルシウムが増加して結石ができる可能性が高まります。また、体内に摂取された水分が不足すると尿の濃度が高くなって結石が出来やすくなります。

さらに、生まれつき尿管の経路が狭い場合には、尿の濃度が高まって結石ができやすくなることがあります。また、カルシウムのサプリメントを摂取しすぎることで血中のカルシウム濃度が高まることで、結石ができやすくなります。

尿管結石の治療法

尿管結石になった場合には、できた結石の大きさに応じて、投薬や手術などの治療が行われます。結石の大きさが5mm未満の場合には、手術ではなく投薬により結石の排出が促されることが多くなっています。

排石促進剤と鎮痛剤が投与され、水分を多く取るように指導されます。また、尿管につまった結石は身体の代謝を高めると排出されやすくなるため、運動療法も実施されます。尿管から結石が降りてくるように、縄跳びや屈伸、階段の昇り降りなどの運動が実施されます。

このような治療によっても結石の自然排出ができないようであれば、手術の実施が検討されます。

比較的小さな結石に対して実施されるのが、体外衝撃波破砕術と呼ばれる手術です。この体外衝撃波破砕術は、体外から結石のある部分に衝撃波を加えることで結石を小さくする手術です。

体外衝撃波破砕術によれば身体をメスで傷つけること無く1泊2日の入院で対応でき、身体の負担を少なくすることができます。

体外衝撃波破砕術による効果が期待できない場合には、経尿道的尿路結石砕石術という手術が実施されます。この経尿道的尿路結石砕石術は、内視鏡を用いて結石を直接レーザーで砕く手術方法となります。

手術は全身麻酔で実施され、尿道から内視鏡が挿入されます。通常、この手術の実施には4日程度の入院が必要となります。

尿管結石の予防法

尿管結石を予防するためには日々の生活習慣の改善が必要となります。日常的に多くの水分を摂取するようにし、1日に2リットル以上の水分補給を心がけることが重要です。

また、バランスのよい食事を取るように心がけ、動物性タンパク質や脂肪の取りすぎには注意する必要があります。さらに、身体の新陳代謝を高めるために定期的に運動し、身体を動かすことも尿管結石の予防のためには重要となります。

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