アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

PMDD(月経前不快気分障害)とPMSの違いは?ヨガが効く理由

      2017/01/13

PMDD(月経前不快気分障害)とPMSの違いは?ヨガが効く理由月経前になると身体や心の調子が悪くなるPMSは知られていますが、PMDDという言葉はご存じない方がいるかもしれません。

PMDDは2013年にアメリカで認められた精神疾患で、まだよく解明されていない病気です。ここではPMDDについて詳しく解説していきます。

PMDD(月経前不快気分障害)とは?

PMDDとは月経前不快気分障害のことを指し、月経前の時期になると訪れる重い心理的な不安のことを言います。

不快感やイライラを感じる以外にも、判断力や意志力の低下など様々な症状が現れます。生理の前になると決まってこのような気分になるため、PMDDには周期性があると言えます。

こういった気分障害は、通常の月経前でもやってくるものですが、PMDDの場合はその程度が重症であり、自制が効かないレベルに達します。酷い場合は自殺願望まで出てくるとされており、適切な対処が必要となります。

PMDDは、アメリカでは治療対象として扱われています。日本ではまだPMDDの知名度は低く、月経前症候群であるPMSと混同されることも多くなっています。

PMDDとPMSの違い

PMDDとPMSの違いは、その重症度によって区別されます。PMSでは情緒不安定や倦怠感などを覚えるものの、日常生活は何とかこなせる程度であるため、仕事や家事もこなすことができる状態です。

しかし、PMDDになると日常生活に支障をきたすようになります。PMDDは子育てにも大きな影響を与え、酷いケースになると子どもに八つ当たりをして暴力をふるうなど、意図に反する行動を起こしてまう母親までいます。

PMDDになると、普段とは異なる性格や行動が現れるため、周囲の人は驚くことになります。PMSでは自制心をきかせることができるのですが、PMDDでは自己コントロールができないレベルにまで心を病んでしまうのです。

PMDDの症状

PMDDの症状は一つに特定できません。PMSと同じく目まいやイライラを感じることがあるため、周囲の人に思ってもいない発言をしてしまう場合があります。

また、うつ病に似た状態になることが多く、気分が塞ぎこんだり、全てが退屈で味気なく見えて無気力状態になることもあります。

さらに、自己イメージが下がってしまい生きている価値がないと思い込んでしまう人もおり、精神的不安を抱えてしまうケースが目立ちます。

PMDDの原因

PMDDの原因は、月経前にホルモンバランスが崩れることにあるとされています。しかし、これだけならPMSの原因と変わりありません。ホルモン以外にも、人間関係などのストレスが引き金になっていると言われています。

まだはっきりとわかってはいませんが、女性ホルモンであるエストロゲンの受容体に異常があるのではないかとしている研究報告もあります。

PMDDになりやすい人の特徴は

PMDDになりやすい人の特徴の一つに、自律神経の乱れがあります。普段から不規則な生活を送っていたり、強いストレスを感じているとPMDDが発病しやすいと考えられています。

また、先天的にホルモンに対する反応に異常がある人も、PMDDになる要因があると言えます。

PMDDの治療法

PMDDの疑いがある場合は、まず産婦人科に行って医師に相談すると良いでしょう。

PMDDと診断された場合、ピルや抗うつ薬などを処方されます。ピルは生理前の女性ホルモンのバランスを整える働きをします。また、PMDDになると体内のセロトニン値が下がるとされていることから、抗うつ薬を飲むと症状が緩和されると考えられているのです。

PMDDの民間療法としては、ヨガが人気です。特に「子宮ヨガ」と呼ばれているポーズをとると、骨盤の歪みが矯正され、生理前の精神的な不安が解消されると言われています。また、ヨガは純粋にストレスを解消するのにも良いため、毎日実践することを強くオススメします。

 - 女性に多い病気 , ,