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太陽の光が原因でなる日光蕁麻疹(にっこうじんましん)について

      2017/01/20

太陽の光が原因でなる日光蕁麻疹

日光蕁麻疹(じんましん)が起こるメカニズム

日光蕁麻疹(にっこうじんましん)は太陽の光が皮膚に当たることによって起きる蕁麻疹です。

簡単に言えば日光に対するアレルギーのようなもので、何人かの人が同じ量の日光を浴びた場合でも、この体質の人だけが発症することになります。

この体質の人が太陽の光を皮膚に浴びると、その内部でヒスタミンと呼ばれるものが分泌され、このヒスタミンが炎症やかゆみを引き起こし、同時に血管を拡張させることで、蕁麻疹という目に見える形になるのです。

ただし、日光蕁麻疹と診断されている人すべてが日光を浴びると常に発症するわけではありません。体調が良い時には、ヒスタミンがある程度増えても耐えられることが多いのです。

しかし、これに「体調の悪さ」という二つ目の要因が組み合わさってしまうと、激しい症状が現れることになります。

日光蕁麻疹と同じように、日光を浴びることで蕁麻疹が起きる「多形日光疹」というものもあり、こちらは紫外線の強まる時期に発症することが多く、日焼け止めを塗ると発症しにくくなることが知られています。

一方、日光蕁麻疹では日焼け止めの効果が見られず、発症する時期も決まっていないため、紫外線だけが原因とは言い切れないのが現状です。

日光蕁麻疹の予防策、発症時の対処法

日光蕁麻疹に限ったことではありませんが、蕁麻疹を甘く見て放置していると、頭痛や腹痛、下痢などの症状が発生し、危険な状態に陥る可能性もあります。

そのため、日光蕁麻疹であると分かっている場合には、まず日光を避けることが大切です。

なるべく長袖や長ズボンなどを選んで皮膚を露出しないようにする、あるいは日光が強い日には極力外出を避ける、などいくつか予防策は考えられますが、食物アレルギーなどと違ってどこにでも存在する日光が相手ですから、完全に予防することは難しいかもしれません。

もし蕁麻疹を発症してしまった場合には、素早く日光が当たらない場所へと避難して、安静にするようにしてください。

かゆみに対しては患部を冷やすのが有効ですが、症状がひどい場合には薬の内服や注射、あるいは患部に軟膏を塗るといった処置も必要となります。

ただし、薬はあくまでも一時的に蕁麻疹の症状を抑えるだけで、これを用いながら時間をかけて体質そのものを改善していくのが日光蕁麻疹の治療の基本方針となります。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類, 蕁麻疹(じんましん)