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ヒートショックは高齢者だけじゃない!今のうちから寒暖差対策を

      2017/01/13

ヒートショック・寒暖差対策
ヒートショックという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。一説によると高齢者の死亡原因としては交通事故よりもその数が多いと言われています。

ここでは、ヒートショックとは何なのか、どう対策すればいいのか、といったことを説明します。

ヒートショックとは?

ヒートショックとは、簡単に言うと急激な寒暖差からくる身体への影響のことです。急な温度変化により、血圧が大きく変動し、失神や心筋梗塞、脳梗塞などが引き起こされます。

ちなみに、家の中の急激な寒暖差とは例えば、冬の入浴の際に暖かい部屋から寒い浴室に移動するときなどのことです。このヒートショックが原因でなくなる方は年間に約一万人以上いると言われており、その数は交通事故で亡くなる方よりも多いのです。

ヒートショックの原因

では、なぜヒートショックが起こるのでしょうか。

人は、暖かい部屋にいるときには、血管は太く、血流も多い状態にあります。しかし、寒い部屋に移動することで血管が細く収縮してしまいます。

血流はそのままですので、細い血管に暖かいときと同じく勢いよく血液が流れてしまうのです。これにより、血圧は大きく変化することになります。

この急な血圧の変化が身体に大きな負担をかけてしまい、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまいます。これがヒートショックの原因なのです。

どんな人がヒートショックになりやすい?

では、どんな人がヒートショックになりやすいのでしょうか。

一般に、血圧の変化による影響を受けやすい高齢者がヒートショックになりやすいと言われています。もともと、高齢の方の中には高血圧など、血圧に問題を抱える人が多いのがその理由です。

しかし、近年では高齢の方だけでなく若年の方でもヒートショックになる人がいるので注意が必要です。若年の方でヒートショックになりやすい人は高血圧、糖尿病、不整脈のある人や熱いお風呂に入るのを好む人です。

年齢は関係なく、普段から動悸がするといった心臓に不安のある人もヒートショックには十分気を付けたほうが良いでしょう。また、肥満の人も普段から心臓に負担をかけた生活をしていることになるのでヒートショックになりやすいと言えます。

ヒートショックになりやすい場所・状況

ヒートショックになりやすい場所や状況はどういったものなのでしょうか。

・入浴時
これは有名な事例です。暖まった部屋から寒い脱衣所・浴室への移動時の寒暖差と、逆に、入浴で身体がよく暖まった状態で寒い脱衣所へ移動する際の寒暖差でもヒートショックになります。

・トイレ
暖まった部屋からトイレへの移動時と、トイレでいきみすぎてしまったり、立ち上がる際に血圧が急に変化してヒートショックになります。

以上2か所がヒートショックになりやすい場所で群を抜いていますが、他にも廊下や玄関、納屋やガレージなどの場所でも起きています。
温度差が6~10度以上ある場所では、どこであってもヒートショックは起こりやすくなってしまいますので油断はできません。

ヒートショックは夏場でも起こる?

冬場のイメージの強いヒートショックですが、寒暖差による血圧の変化が原因であるので夏場でも同じ状況になればヒートショックは起こります。

例えば、猛暑の中、外で作業をしていた人が早く涼みたいからと言って、冷房を効かせすぎた部屋へ入るときなどは危険です。そして、冷房の効きすぎた部屋から猛暑の室外へのお出かけのときにも起こってしまいます。

また、まれなケースですが食品管理などの仕事をしている人は冷凍室から猛暑の屋外にでたときなどは冬場と同じ条件なのでこれもまた、ヒートショックが夏でも起きる条件がそろってしまいます。夏だからといって油断はできません。

ヒートショックの予防法

ヒートショックの原因は寒暖差による血圧の変化です。つまり、予防するには、寒暖差をなるべく無くし、身体が血圧の変化の影響を受けないように対策すればいいのです。

・暖かい部屋から外に出るときには、一枚防寒着を羽織るようにする

・脱衣所や浴室はあらかじめ暖めておく

・夏場も冷房を効かせすぎない

といったことが有効です。また、急に立ち上がることも血圧の変化を起こしやすいので、浴槽から出るときはいちど浴槽のへりに腰を掛けるなど、休みやすみ入浴することが大切です。

浴室を暖めたくても浴室暖房がない、というかたは入浴の前にシャワーを流しておくと湯気で浴室が暖まり、浴室暖房のような効果があるのでおすすめです。

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