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ほくろが癌(がん)や病気の原因になる?除去したほうが良い?

      2017/01/13

ほくろ・がん

ほくろは、紫外線などの刺激を受けることで発生するあざの一種です。

ほくろには良性のものと悪性のものがあり、悪性のものについては皮膚がんの可能性があります。ほくろの色や大きさに異常が見られると、悪性の可能性が疑われるため注意が必要となります。

ほくろの正体とは?

ほくろとは皮膚に出来るあざの一種です。ほくろは医学的には色素性母斑または母斑細胞性母斑と呼ばれています。母斑とは生まれつきあるあざという意味です。

ほくろは皮膚の中にある色素細胞が外部から刺激を受けることで良性のできものとなったものです。3歳〜4歳くらいの間に出来ることが多いものですが、成人してから新しいほくろができる場合があります。

ほくろは皮膚がある所に発生するため、身体のどこにでもできます。また、色は黒色や茶色となっている場合が多く、稀に肌色のものもあります。

さらに、ほくろができると成長する場合があります。ただし、成長してもその大きさが1cmを超えることはほとんどありません。

ほくろができる原因は?

ほくろができる原因は、皮膚が刺激を受けることです。太陽の日差しを浴びて皮膚が紫外線にさらされると、肌を守るためにメラノサイトという細胞内の器官が活性化し、メラニン色素が排出されます。

このメラニン色素は紫外線から肌を守るために重要となるものですが、メラニン色素が増えすぎると日焼けやシミが皮膚にあらわれはじめます。また、このメラニン色素が集まって目でも確認できるようになったものが、ほくろです。

また、ほくろは紫外線以外の刺激を肌が受けることで生み出されることもあります。女性にとって化粧品はほくろの大きな原因となります。

肌に悪い成分が配合されている化粧品を使用したり、きちんと化粧品を洗い流さないまま眠ってしまうと、肌が過度に刺激され肌を守るためにメラニン色素が分泌されてしまうことがあります。

適切に化粧品を使用しないとほくろができてしまう場合があるため注意が必要です。

また、睡眠時間の乱れがほくろの発生原因となる場合があります。

人は眠っている間に成長ホルモンが分泌され、肌の角質が新しいものに入れ替わります。しかし、睡眠時間が乱れてしまうと成長ホルモンの分泌が阻害され、肌が古いままとなって傷んでしまい、肌を守るためにメラニン色素が増えてしまうのです。

睡眠不足や睡眠時間の不順もほくろの発生原因となるため、注意が必要となります。

ほくろが病気のサインって本当?

ほくろには良性のものと悪性のものがあります。

悪性のものは外見的には普通のほくろに見えていても、重大な病気を患っている場合あります。ほくろの直径が1cmを超えるような大きさになっていたり、表面にただれや出血などの異常が発生したら悪性の腫瘍である可能性があります。

特にほくろの病気で注意が求められるのは、メラノーマになっている場合です。

メラノーマは悪性黒色腫と呼ばれることもある皮膚がんの一種です。メラニン色素を含む細胞のメラノサイトが悪性化して腫瘍となったものがメラノーマとなっています。

メラノーマは円形ではなく左右非対称となっており、周辺部がギザギザな形になってにじんだように見えることがあります。また、ほくろとは異なり色が均一ではなく、様々な色が混在している点もメラノーマの特徴です。

ほくろは放置しても大丈夫? 除去すべき?

多くの場合、ほくろは良性のものであるため放置していても大丈夫です。しかし、悪性のほくろ、特に皮膚がんやメラノーマについては切除する必要があります。

メラノーマは非常に進行度が早い腫瘍で、発生が確認されたら早急な治療が必要となります。メラノーマは黄色人種である日本人が発症することは少ないものの、60代〜70代の高齢者に発症が多くなっている病です。

そこで、高齢になってから大きなほくろができた場合には特に注意する必要があります。

ほくろが気になったら何科の病院に行けばいい?

ほくろが気になった場合、訪れるべき病院はほくろの種類に応じて異なってきます。

悪性のほくろやメラノーマができた場合には皮膚科で治療を受けることが必要です。皮膚科ではまず画像検査を行い、病気の進行度が判断されます。皮膚がんやメラノーマに対しては手術によって除去されることになります。

外科手術によって患部全体がまるごと除去されます。症状が早期であれば手術の後遺症の心配もなく、命への危険もありません。

また、良性のほくろであっても美容の観点からほくろの除去をしたいと思う場合があります。そのような場合には、皮膚科や美容外科や美容皮膚科を受診して、ほくろの除去施術を受けることになります。

美容目的のほくろの除去には、レーザーを用いた施術が行われることが多くなっています。施術に際しては、麻酔をほくろの周辺に打って瞬間的にレーザーを照射してほくろを焼くことで除去が行われます。施術は5分〜15分程度の短期間で実施され、入院する必要もありません。

ただし、美容目的で美容外科でほくろの除去を希望する際には、健康保険が適用されない場合があります。皮膚科を受診すれば健康保険が適用されるものの、ほくろが大きくないと施術が受けられない可能性もあるため注意が必要です。

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