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しゃっくりのメカニズムとは?すばやく止める方法はコレだ!

      2017/01/13

しゃっくり
しゃっくりは、横隔膜の痙攣により引き起こされる現象で、放置しても自然に止まるものです。

しかし、しゃっくりが48時間以上続く場合には呼吸器や消化器の病気が疑われるため、内科の受診が必要になる場合があります。

しゃっくりとは?

しゃっくりは横隔膜が痙攣し、それに合わせて声帯が閉じることで本人の意志とは関係なく音が生じる生理現象です。

横隔膜は肺の下にある筋肉ですが、この横隔膜が本人の意識とは関係なく素早く収縮を繰り返すようになることでしゃっくりは発生します。
しゃっくりは健康な人にも発生する生理現象で、ほとんどが自然に止まるものです。

しかし、しゃっくりは長時間にわたり継続する場合があります。

48時間以上継続するしゃっくりを慢性しゃっくりと言い、1か月以上継続するしゃっくりを難治性しゃっくりと言います。48時間以上しゃっくりが続くようであれば、病気の可能性も疑われるため、医療機関の受診が必要となります。

しゃっくりになる原因はなに?

しゃっくりは、横隔膜の周辺に強い刺激が与えられることで発生します。

たとえば、食事を摂ると消化器が膨らみますが、早食いや大食いをして急激に消化器が膨らむと横隔膜が圧迫され、しゃっくりが発生する場合があるのです。

また、アルコールや炭酸水を飲むことをキッカケにしゃっくりが発生する場合もあります。飲料を口にすると、飲料と体温との温度差が横隔膜を刺激して、しゃっくりを引き起こしてしまうのです。

さらに、タバコの喫煙によりしゃっくりが起きる場合もあります。寒い日にタバコを吸うと、冷たい外気と体温との温度差が横隔膜への刺激となって、しゃっくりを発生せてしまいます。

それ以外にも、ストレスを原因としてしゃっくりが発生する場合もあります。

仕事や人間関係などに起因したストレスを継続的に感じていると、脳の神経が緊張し、呼吸を司る脳の神経が乱れてしゃっくりを発生させてしまうことがあるのです。

しゃっくりになる人には病気の可能性がある?

通常のしゃっくりは、自然に止まるものなので放置していても大丈夫です。しかし、しゃっくりが48時間以上継続すると、胃や食道、脳の病気の可能性が疑われます。

まず、しゃっくりが脳梗塞の前兆を示す場合があります。

脳梗塞によって脳の呼吸中枢が阻害されることでしゃっくりが発生し、長期間しゃっくりが継続してしまうことがあります。

また、消化器や呼吸器の病気によってしゃっくりが長引く場合もあります。

消化器に食道がんや胃がんなどの腫瘍が出来ていたり、炎症が発生したりすると、消化器の異常が横隔膜の神経を刺激してしゃっくりを引き起こしてしまいます。

消化器系に異常がある場合には、食欲不振や体力の低下などの症状が出ることが多く、注意が必要です。

そして、気管支炎や胸膜炎、肺炎などになって呼吸器に病気があると、末端神経が刺激されてしゃっくりが発生してしまいます。呼吸器系の病気になっている場合には、しゃっくりとは別に、呼吸が苦しくなったり咳が出続ける症状が現れることが多くなっています。

しゃっくりの止め方はあるの?

息を止める方法は代表的な止め方です。腹式呼吸を意識し肺にたくさん空気を入れて横隔膜を下げます。そのまま、10秒ほど呼吸を止めます。こうすれば、横隔膜の動きも止まり、横隔膜の痙攣が止まる可能性が高まります。

同様に、深呼吸を繰り返すこともしゃっくりを止める有効な方法です。深く息を吸って吐き出すことを続けていれば、横隔膜の痙攣を収められるようになって、しゃっくりが止められるようになるのです。

また、コップ1杯の水を飲むことにもしゃっくりを止める効果があります。

水の飲み方にはコツがあり、コップの手前からではなく奥の方から不自然に飲む方が効果的です。コップの反対側から水を飲むのは難しく、水をこぼさないように注意することで横隔膜の緊張を緩める効果が得られるのです。

もししゃっくりが止まらなかったら何科の病院に行けばいいの?

しゃっくりが48時間以上続くするようであれば病気の可能性が高いため、医療機関を受診しなければなりません。

しゃっくりの原因となる病気は呼吸器や消化器にある場合が多く、内科を受診すればそれらの器官についての検査を受けられるようになっています。

消化器や呼吸器に異常を感じているようであれば、消化器内科や呼吸器内科を受診すれば、より迅速に精密検査を受けられるようになります。

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