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独り言が多いと病気のサインかも…考えられる3つの病気

      2017/01/13

独り言
みなさんの周りの人には、独り言が多い人はいませんか。もしくは、あなたが独り言が多いでしょうか。一口に独り言といっても、一種類だけではなく、良い独り言と悪い独り言があります。

良い独り言はストレスの負荷を軽減し、悪い独り言は精神疾患の症状やサインの可能性もあります。今回は、その独り言の良し悪しについて考えていきましょう。

子どもの独り言の特徴

小さな子どもたちが「ここがこうなって」「それで」といった独り言を言うのは、よく聞いたことがありますよね。ただなんとなく独り言を言っているようですが、これにはちゃんと意味があるのです。

独り言は、子どもたちにとって重要な発達のプロセスの一つです。

まず、独り言の機能の一つは、物事を考える手助けになることです。大人でも、物事を考えるときに頭の中で言葉を並べて考えます。それを子どもたちは、実際に声に出して行い、言葉を並べて考えているのです。

これが、周りの大人には独り言に聞こえているのです。

また、見たことを思い出しながら遊びに取り入れる子どもにとって、声に発することは記憶を整理するのに効果的な方法でもあります。言葉にしながら、脳を活性化し、頭の中を整理しています。

他にも、子どもの独り言には、自律的な行動のコントロールをする第一歩となる効果もあると言われています。

例えば、「ぼく、つよい。みんな、まもる。」と言いながら、戦隊物ごっこを1人でしている男の子がいたとします。その子は、自分に話しかけ、自分で自分に命令をしていることになるのです。

つまり、自分の行動を自分で意識し、コントロールする練習をしていることになります。

子どもはたくさん独り言を言うことが多く、アスペルガー等を疑うお母さんたちもいるようですが、子どもの独り言は、あくまで成長の過程であり、温かくゆっくりと見守ってやることが大切です。

大人の独り言の特徴

子どもの独り言は成長過程と言いましたが、大人となると、少し違ってきます。大人の独り言には、正常な独り言と病気を疑うべき独り言があります。

では、正常な独り言とはどういったものかというと、状況にあった独り言が正常と言えます。

例えば、スポーツ観戦をしていて、応援しているチームが点数を入れた瞬間に「よっしゃー!」と言うのは、どんな人にも起こり得ることであり、正常な独り言と言えます。

他にも、コピー機の調子が悪く、「あれ?おかしいな」といった独り言も状況に合っており正常です。

しかし、誰もいない場での「死ね」「殺す」などの攻撃的な独り言や、周囲に人がいる中で独り言を言い続けて止まらない等の症状がある場合は、危ない独り言と言えます。

こういったことが思い当たる場合は、統合失調症や鬱病等の病気が疑われるので、すぐに病院にかかりましょう。大きな精神的ストレスを抱えているかもしれません。

発散的、ポジティブな独り言

独り言の中には、ポジティブなものもあり、良い独り言には、ストレスの負荷を軽減する効果があります。では、ポジティブな独り言にはどんなものがあるのか紹介します。

例えば、大勢の前でスピーチをする前やプレゼンをする前、とても緊張しますよね。このとき「大丈夫、大丈夫」と言ったことがある方はいませんか。

これは精神を落ち着かせるために自分に言い聞かせている独り言で、緊張というストレスの負荷を軽減する効果があります。

また、膨大な仕事量でどうしたらいいかわからない時には「私なら出来る!」と言ってみてください。この言葉は、膨大な仕事というストレスを受け流す手助けをしてくれます。

他には、恋人に振られて悲しいときは、家にあるぬいぐるみにその日あったことや気持ちを話してみてください。そうすることで、喪失感や孤独感が緩和されるはずです。

虚言、ネガティブな独り言

ネガティブな独り言は、周りから聞いていてもうるさいと思うことが多く、言う人も聞く人も嫌な気分になるような独り言です。

例えば、前述したように「死ね」や「殺す」などの攻撃的な独り言はネガティブな独り言の一つです。何か理由があってそう言うわけではなく、日常的にそういった言葉が出てくるというのであれば、過度のストレスがあるのかもしれません。

また、何に対しても批判的にブツブツと言っている状態もかなり危険です。もはや何に対して文句を言っているのかわからない、常に何かに文句を言っているといった人がいれば、精神科にかかることをおすすめします。

同じように、虚言癖があることもアルツハイマー等の病気が疑われますので、病院にかかることをお勧めします。

ネガティブな独り言から疑われる病気

独り言から疑われる病気はたくさんあります。まず、悪い独り言で疑われるのが精神疾患です。特に鬱病、統合失調症、アルツハイマーの3つは独り言との関係性が深いです。

・鬱病
「どうせ」「私なんていなくても」といった悲観的な独り言が増えます。また、落ち込んでいると思ったら急に怒り出したりと、精神が不安定な状態であるのも特徴の一つです。

・統合失調症
脳の機能に何らかの異常があり、考えや感情を上手くまとめることができない状態にあることを言います。統合失調症の人は、幻聴が聞こえたり妄想が現実のことに思えたりしてしまいます。そのため、虚言があったり、意味不明な独り言を言ったりします。

・アルツハイマー
記憶障害や判断能力の低下、徘徊など様々な症状が起こります。同時に、独り言も多くなり、周りに人がいようがいまいが関係なく、ブツブツと独り言を言い続けることも多くあります。

以上のように、悪い独り言が疑われる場合は、早めに精神科にかかることをお勧めします。精神疾患は、進めば進むほど完治するのが遅く難しくなります。

また、自分の状態を知っておくことが精神疾患の場合は何より大切です。早めに体からのサインを受け取って、病院にかかりましょう。

まとめ

このように、一口に独り言といっても、良いものも悪いものもあります。良いものは、ストレスの負荷を軽減させてくれたり、頭の中を整理するのに役立ったりします。しかし、悪いものは精神疾患のサインかもしれません。

見分け方として、絶対というものはありませんが、基本的にはポジティブかネガティブかということを基準に判断すると良いかと思います。また、独り言以外の症状や自分の精神状態も考慮するといいでしょう。

上手に独り言を使って、ストレスに負けずに生活していきたいですね!

 - 精神・心の病気