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アトピー性皮膚炎とは? その症状と原因について

      2017/01/20

アトピー性皮膚炎とは? その症状と原因について

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみをともなった湿疹が繰り返し起こるアレルギー性の皮膚疾患です。患者の多くは遺伝的アレルギー体質を持ち、ドライスキンの兆候がみられます。

遺伝的アレルギー因子を持つ人が必ず発症するというものではなく、因子を持っていても発症しない人も中にはいます。

良くなったり、悪くなったりを繰り返すことが多く、症状をコントロールしながらの治療が必要となります。

日本皮膚科学会の診断基準では、以下の3つすべて当てはまるものをアトピー性皮膚炎としております。

1:かゆみ
2:特徴的な皮疹とその分布
3:慢性・反復性の経過

アレルギー症状とは?

人間の体には免疫反応というシステムがあります。体内に入ってきた異物を排除するための仕組みです。これが過度に反応するようになってしまったのがアレルギー反応なのです。

本来は反応する必要のない体内要因に対して、免疫反応が過度に働く自己免疫疾患と違い、アレルギーは体外要因に起因するものです。

アレルギーの要因や症状はさまざまですが、アレルギーとしては、アトピー性皮膚炎や花粉症、気管支喘息などがよく知られています。

国民の3割がなんらかのアレルギーを抱えているといわれる現代社会で、なかなか根治が難しいアトピー性皮膚炎は、その中でも悩みを抱える人の多い症状といえます。

アトピー性皮膚炎の原因は?

アトピー性皮膚炎の原因には遺伝的アレルギー性体質やドライスキンといった体質に、アレルギーを引き起こす原因となる「アレルゲン」の刺激が原因だと考えられています。

しかし、どの物質に反応するか、どういったときに症状が出るか、どの程度の症状が出るかは人により異なり、原因物質を特定するのが難しいという特徴があります。

また、原因に関しては解明されていないことも多く、表皮常在菌のバランスの崩れが原因であるという説や、リノール酸を多く含む食生活が原因であるとする説などがあります。

食生活の改善や皮膚の保湿、規則正しい生活、アレルゲンと疑われるものの排除などで改善が見られることもあります。

アトピー性皮膚炎の症状は?

アトピー性皮膚炎の症状はかゆみを伴った湿疹が特徴です。

かゆみを伴うため、つい皮膚を掻きむしってしまい症状が悪化します。アトピー性皮膚炎の患者が皮膚を掻きむしると血や汁が出たり、皮膚がポロポロと剥がれたりします。

これは炎症を起こした皮膚に汁がたまり、破れやすくなっているためです。

また、掻きむしると皮膚が剥がれ、よりバリア機能が低下するために症状が悪化することがあります。できるだけ掻きむしらないことが大切です。そのため、かゆみを抑える治療が大切になってきます。

そして、どういったときに症状がひどくなるかを把握し対処することで、かゆみを抑えることが可能です。

例えば、お風呂に浸かって温まるとかゆくなる場合、かゆみを感じる部分を冷やす。汗をかくとかゆくなる場合、汗をかいたらすぐに清潔なタオルで拭き取る。

こういった対処が大切になってきます。

 - Ⅰ型, アトピー性皮膚炎, アレルギーの種類