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アトピー性皮膚炎で使用するステロイドの内服薬って?

      2017/01/20

アトピー性皮膚炎で使用するステロイドの内服薬って?

ステロイド内服薬が必要な場合とは?

塗り薬で用いられるステロイドに比べると、ステロイドの内服薬を知らない人も多いかもしれません。というのも、ステロイドの内服薬が治療に用いられることは塗り薬に比べるとずっと少ないからです。

ステロイドの内服薬が滅多に治療に用いられるないのには理由があります。

内服薬の特性として、薬の成分が腸管から吸収されて全身に運ばれるため、全身性の副作用のリスクがあるからです。

塗り薬のように塗った患部だけに作用するのと比べると、危険性が高いといえます。

そのため、ステロイドの内服薬は最重症例の場合に、症状を落ち着かせるために一時的に服用するといった用いられかたが多いようです。

ステロイド内服薬を用いる際の注意点とは?

全身性の副作用という、リスクの高さゆえに、医師のからの服薬指導をきっちり守ることが大切です。

勝手に服薬を中止したり、服薬量を変えたりといった自己判断をしてはいけせん。
長期使用も好ましくありません。

ただ、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬に比べると効果が早くあらわれます。

代表的な副作用

●比較的重い副作用としては
1、糖尿病
2、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
3、胃潰瘍・十二指腸潰瘍
4、感染症の誘発
5、緑内障・白内障
6、紫斑
などがあげられます。

●比較的軽度な副作用としては
1、不眠
2、肥満
3、多毛や皮膚の萎縮
4、月経異常
などがあります。

ステロイドの内服薬を使用する場合は、これらの副作用による症状を緩和できる薬との併用などが行われます。

ステロイド内服薬の成り立ち

元々ステロイドはリウマチなどの難治性の疾患に使われる内服薬として利用がはじまりました。
そこから、全身への副作用の心配を軽減できる外用薬としての利用がはじまりました。

外用薬となったことで、アトピー性皮膚炎の治療が進んだといえます。
また、50年以上臨床の場で利用されてきた実績があります。

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