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ひどい目の充血やかゆみは「春季カタル」かも? 春季カタルについて知ろう!

      2017/01/20

ひどい目の充血やかゆみは「春季カタル」かも?

食生活や環境の変化で、アレルギー症状を引き起こす例もよく報告されるようになりました。

春季カタルはそうしたアレルギーの中でも重い症状があらわれるので、アレルゲンの発生時期になると悩まれる方も多くいらっしゃいます。

ここではアレルギー性結膜炎の一種である春季カタルについて詳しく見ていきましょう。

春季カタルを発症する原因

春季カタルはアレルギー性結膜炎が重症化した場合に見られる症状ですが、その原因もアレルギー性結膜炎と同じく何らかの外来異物が原因です。

よく報告されるものとしては、花粉やダニ、さらにはハウスダストやコンタクトレンズなどもアレルゲンになることがあります。

こうした固有のアレルゲンは環境や季節にも左右されるので、春季カタルの原因も生活環境や時期に大きく左右されます。

春季カタルになるとどんな症状があらわれる?

春季カタルではアレルギー性結膜炎と同じく、目の痒みや結膜の充血、または目やにや異物感など様々な不快な症状が現れます。

しかし、春季カタルではこうしたアレルギー性結膜炎の症状に加え、上瞼の裏側に大小のぶつぶつが出来るなど特有の症状があらわれます。

また糸状の目やになど他ではあまり見られない症状も特徴的です。

さらに重症化すると眼球結膜が赤く腫れたり、角膜に傷が付いたり、痛みを伴う重度な症状としてあらわれます。

こうした重症化した症状のため目が開けられないほどの激痛を伴うこともあり、学業や仕事にも大きな影響を与えてしまいます。

どんな人が発症しやすいの?

春季カタルは特定のアレルゲンに対する生体防御反応がより重症化したものなので、アレルギー体質の方がより発症リスクは高くなります。

そのため花粉症やその他のアレルギー症状をお持ちの方は、体調の変化や環境の変化などによって突然発症することもあります。

こうした春季カタルは主に小学生の時期によく見られますが、男女比は3〜4:1で男子の方が有意な差で多く見られます。

こうした春季カタルの症状は、通常、思春期を迎える頃には徐々に症状が治まりますが、中には成人後もこうした諸症状が見られるケースも少数ですが報告されています。

どんな治療をするの?

春季カタルはその他の花粉症などのアレルギー症状と同じく、原因となるアレルゲンの特定とそれを避ける指導が行われます。

花粉症がアレルゲンとなっている場合には時期の特定が容易なので、飛散時期のおよそ二週間前程度から抗アレルギー薬の点眼などを行って、症状の緩和に努めます。

しかし、こうしたアレルゲンの除去だけでは収まらないケースも多く、特に子供の場合には目を掻きむしってしまったり重症化することも珍しくありません。

そうした場合にはステロイド系の薬剤の結膜下注射やステロイド薬の全身投与などを行います。

ステロイドは非常に強い薬なので、緑内障などのリスクを考慮しながら治療を行っていきます。

症状の緩和に合わせて非ステロイド系の抗アレルギー薬なども合わせて治療を行っていきます。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類