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猫アレルギーと診断されても猫を飼うことができる方法

      2016/09/29

猫
日本人にも多くの症状例が見られる猫アレルギー。

花粉やハウスダスト等と違い、実際に猫を飼ってからでないと気づけないことも多いので、潜在的な患者数も相当な数になるとみられています。

ここでは猫アレルギーの原因や対策についてみていきましょう。

猫アレルギーが発症する原因は?

猫アレルギーは、その名の通り猫に対して何らかのアレルギー反応を引き起こしてしまうものです。

しかし、猫そのものではなく猫の毛や唾液などに含まれるアレルゲンが原因となります。

猫アレルギーだけでなく、花粉症などのアレルギーは体内に侵入した異物に対して抗体が異常に反応している状態を指します。

猫アレルギーの方の場合この異物が猫の毛や唾液になります。

現在判明している猫アレルギーを引き起こす物質として、セクレトグロビンと呼ばれるタンパク質があります。

このタンパク質に対し、猫アレルギーの症状を持つ方のおよそ90パーセント程度がアレルギー反応を引き起こしてしまいます。

セクレトグロビンは主に猫の唾液に含まれるので、毛づくろいなどによって猫の毛など表面に多く付着しています。

猫アレルギーになると、どんな症状が?

猫アレルギーの症状は風邪とよく似た症状だと言われています。

主な症状としては鼻水やくしゃみなどですが、喉にアレルギー症状が出ると喉の痛みや咳なども症状として珍しいものではありません。

その他にも痒みや目の充血など、その他のアレルギーに類似する症状が現れることがあるので、症状だけでは風邪かアレルギーかなど具体的な判断が難しいと言えます。

そのため、猫を触ったなど症状を発症する前の環境の変化から逆算したり、血液検査によって猫アレルギーの有無を検査するなどして特定が行われます。

猫アレルギーだと家では飼うことはできないの?

猫が好きな方が病院で猫アレルギーと診断されるとがっくりと肩を落とされます。

でも、十分に環境を整えるなど対策を行えば、猫アレルギーの方でも猫を飼うことは可能です。

猫アレルギーのアレルゲンは主に猫の毛などに含まれますが、生活空間の改善と猫のケアをしっかりと行えば猫アレルギーの症状を緩和、または無くすことが可能です。

まず重要なのが猫の毛が滞留しないような家の環境を整えることです。

カーペットなどは毛が絡まって掃除が難しくなるので、フローリングや毛が無いビニール製の敷物などを使用し、地面に毛が溜まらないようにする必要があります。

もちろん、こまめな掃除が大事なのは言うまでもありません。

また寝室など一部を猫が入らないようにするなど、猫の生活空間と人間の生活空間をきっちりと区分けします。

万が一疲れや体調の変化などでアレルギー反応が出てしまっても、症状が緩和するまで別室に避難することが出来ます。

また猫自体のケアとしては、ブラッシングを行い抜けた毛をこまめに処理することが重要ですが、シャンプーもアレルギー対策には有効とされています。

ある研究では適切なシャンプーを行うとアレルゲンを大幅に減らすことが出来るといわれています。

1週間に1度か2度はシャンプーをしてやると、猫の毛並みにもアレルギー対策にもプラスの効果が期待出来ます。

このように猫アレルギーの方が猫を飼う場合には、少し工夫してあげるだけで猫にとっても人間にとっても居心地の良い暮らしが実現出来ます。

 - Ⅰ型, アレルギーの種類