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アルコール(お酒)を飲むことで鼻炎を悪化させる?!

      2017/01/27

アルコール(お酒)を飲むことで鼻炎を悪化させる?!

アルコールを飲むと鼻づまりがひどくなると言われています。

では何故アルコールのせいで鼻づまりがひどくなってしまうのでしょうか。

アルコールを飲むと鼻づまりをさらに促進する原因になる

1、アルコールを飲むと血行が良くなる

アルコールを摂取すると、人間の体内で起こることが血流の促進です。

血流が多くなるということは血管の中に血が溜まり、腫れている鼻の中がさらに腫れてしまいます。正常な状態であればさほど気にならないかも知れませんが、もともと鼻炎であればこの腫れによってさらにひどい鼻づまりになってしまいます。

人はアルコールを摂取すると、副交感神経が優位になります。副交感神経と交感神経は、健康のためにお互いにバランスよく働いてくれるものです。

この2つの総称が自律神経と呼ばれているものです。これら2つは全く正反対の働きをするため、どちらかに傾いた状態が続くと身体にも良くありません。

副交感神経というのはリラックスしている時、元気なときにこそ優位になるのですが、その働きのひとつが血管が広がることなのです。

朝起きた時に鼻づまりがひどいことが多いのも、この副交感神経が働いているからなのです。
逆に交感神経が優位になっている時は血管は収縮しているので、鼻づまりの症状は和らいでいることが多いです。
このように副交感神経が優位になり血流が良くなってしまうと腫れはさらに悪化してしまう訳なんですね。
アルコールを飲むことで当然酷い鼻づまりになり、つらい症状に悩まされる結果となってしまうのです。

2、鼻炎薬との服用でさらに悪化してしまう

アレルギー性鼻炎の薬とアルコールの相性は非常に悪く、時にひどい副作用を引き起こしてしまいます。
アレルギー性鼻炎の薬を服用している時にはアルコールの摂取はなるべく避けるようにしましょう。
薬の服用中の飲酒によって薬の副作用が強くなってしまうこともあります。
場合によっては頭痛や吐き気、酷い倦怠感などの症状が出ることもあります。
薬の元々の副作用に眠気がありますが、飲酒によりさらにひどい眠気に襲われる可能性もあるのです。
そうなると飲み会の席などで起きられなくなり、周りにも迷惑をかける結果になりかねません。
本来、鼻炎薬に交感神経興奮成分があると、交感神経の働きにより血管の収縮作用を期待出来るのですが、アルコールは副交感神経の働きを優位にしてしまいます。
そうなると相反する効果により、薬の効き目は無くなってしまうのです。
飲酒により、薬の効き目がないのに副作用だけが強く出てしまうという結果になってしまうのです。

3、利尿作用による脱水にも注意しましょう

アルコールは利尿作用が強い飲み物です。飲み会の席などでも何回もトイレに立ってしまう人は多いのではないでしょうか。

この利尿作用ですが、飲んだお酒の量よりもトイレで排泄する水分のほうが多くなってしまいます。
水を同じ量飲むのは大変なのに、アルコールだといくらでも飲めてしまうのもこのせいです。
脱水症状が起きてしまうと粘膜の乾燥を引き起こします。
鼻の中の粘膜も当然乾燥してしまい、結果鼻づまりの悪化の原因となってしまうのです。
鼻の中が乾燥してしまうとホコリや花粉といったアレルギー物質もそのまま侵入してしまい、元々ひどかった鼻炎はさらに悪化してしまいます。
粘膜によって鼻の中はいつもアレルギー源を侵入させないようにしているのですが、その大切な粘膜が役に立たなくなってしまう訳ですね。
アルコールによる脱水症状を起こさないためにも、一度に多量に飲まずに水なども一緒に飲むようにしましょう。
アルコールの飲み過ぎは肝臓の働きも悪くし、これにより鼻炎の症状は悪化する場合もあるのです。
肝臓は免疫を司る大切な役割があります。

この大切な肝臓を守るためにも、鼻炎の症状を悪化させないためにも、アルコールの摂取は控えるよう心がけたいものですね。

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