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朝起床後に花粉症が酷くなる!モーニングアタックの症状・対策

      2017/01/27

朝起床後に花粉症が酷くなる!モーニングアタックの症状・対策

症状が出やすい時間帯とは

アレルギー性鼻炎は多くの方がその症状に悩んでいる病気ですが、原因は花粉からハウスダストまで様々なので、全て取り除くことも難しく慢性化しやすい傾向にあります。

こうしたアレルギー性鼻炎には一つの興味深い特徴があります。それは時間帯によって症状の出やすさが異なるという点です。

これは多くの方が体験していることですが、仕事中など昼間は症状が出ないのに朝方や夜間などに症状が酷くなるという現象です。

同じ季節だったり、環境が激変した訳ではないのに、症状が軽くなったり深刻になったりするのは不思議なことですが、個人差という枠組みでは捉えきれないほど多くの方に見られる傾向になっています。

朝と夜は家にいる時間となるため、家のハウスダストや何らかの化学物質などが原因であると考え、空気清浄機を導入したり業者を入れて徹底的にハウスクリーニングを行ったりする方もいらっしゃいますが、こうした努力も虚しく症状が一向に収まらないという方が多いのが実情です。

もちろんアレルゲンとなるハウスダストや花粉などを室内から徹底的に除去するというのはアレルギー性鼻炎の対策において非常に重要なことですが、症状の出やすい時間帯が朝と夜という事を知っておくことで、薬や点鼻薬のタイミングなど具体的な対策も可能になります。

モーニングアタックとは

アレルギー性鼻炎ではハウスダストや花粉など様々なアレルゲンが原因となり、鼻水や涙など不快な症状が表出しますが、ある奇妙な傾向が見られる事があります。

多くの方に見られる事なのですが、アレルギー性鼻炎の症状が特に朝起床後にかけて酷くなってしまうのです。

一般的にこれらの傾向をモーニングアタックと呼んでいますが、統計的にも偶然の範囲ではないレベルで朝にこうした症状が出てきてしまいます。特に日中はさほどアレルギー性鼻炎の症状を自覚していない方でも、早朝に耐えきれないほどの鼻水や涙が溢れる方も多いのですが、朝のこうした発作的なアレルギー性鼻炎により生活にも多くの支障が起こってしまいます。

モーニングアタックを経験している多くの方に共通することですが、早朝から気分が優れないなど情緒面の不安定化はもちろん、食事が出来ない方や女性の方では化粧が出来ないなど、朝の時間を過ごす上で深刻な問題を引き起こしてしまいます。

こうした傾向はアレルギー性鼻炎に慢性的に悩んでいる方により顕著に現れますが、花粉症のシーズンや、ハウスダストが発生している環境など、個人では制御しきれない環境要因によって引き起こされる事も多いので、笑い事では済まされないほど深刻な悩みになってしまいます。

モーニングアタックの原因

朝方にかけてアレルギー性鼻炎の症状が重度化してしまうモーニングアタックですが、その原因には様々な点が指摘されています。

まず挙げられるの夜間のホコリやハウスダストの影響です。

通常家の中で人間が活動している時には、大なり小なり気流が発生しハウスダストや細かな塵(ちり)は舞い上がり部屋中に散布していますが、夜間など動きの少ない時間帯には空気より重いこれらの物質は次第に地面近くに溜まってしまいます。

睡眠中や起床時にこうした滞留したアレルゲンを一気に吸い込んでしまうため、モーニングアタックが発生すると考える事が出来ます。

さらに挙げられる原因として交感神経と副交感神経のバランスが考えられます。

起床時にはリラックス状態の副交感神経から緊張状態の交感神経へと移行しますが、この際に鼻の粘膜が刺激過敏になり、より強くアレルゲンの影響を受けてしまいます。

その他にも起床時に布団や毛布から出る大量のホコリ、ダニが原因となっているのではないかなど、様々な説が唱えられています。

このように、いくつかの異なる視点からの原因が挙げられていますが、これらが複合的に重なってモーニングアタックと呼ばれる現象を引き起こしていると考えるのが主流になっています。

モーニングアタックの対策

モーニングアタックでは起床時にアレルギー性鼻炎の症状が爆発的に表出しますが、対策としては地道にアレルゲンとなるハウスダストや花粉を取り除く事が有効になります。では、具体的な方法を見て行きましょう。

例えば花粉が原因でアレルギー性鼻炎を発症している場合には、夜間に入浴するというのが大きなモーニングアタックの対策になります。

外で活動して来た身体には服や手足だけでなく、髪の毛や皮膚にまで多くの花粉が付着しています。

疲れてそのまま寝てしまうという方も、就寝前に入浴し事前に花粉を洗い流す事で、夜間の花粉の吸い込みを大幅に減らす事が出来ます。

次に有効な手としては空気清浄機を夜間も稼働させておくという方法があります。

夜間は人の移動が少ないため、ハウスダストなどのアレルゲンがベッドや布団付近など部屋の低い位置に滞留してしまいます。

そのため人の出入りの少ない夜間もずっと空気清浄機を稼働させておくことで、地面付近へのアレルゲンの滞留を防ぐことが出来るので、モーニングアタックの原因の多くを取り除く事が可能です。

その他にも場合によっては夜間に薬を服用しておくなど、様々な対策を講じる事が出来ます。ぜひご自身のライフスタイルに適した方法でモーニングアタックを防いで下さい。

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