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急な高熱で身体が辛い! インフルエンザの治療について

      2017/01/19

急な高熱で身体が辛い! インフルエンザの治療について

インフルエンザにかかっていても風邪だと思ってしまうことが多いようです。寒気、強い倦怠感、38度を超える熱の3つの症状があるときはインフルエンザの可能性を考えましょう。

インフルエンザにかかっている場合、症状が急に進行することが多いので医療機関を早めに受診する必要があります。

医療機関にはどの段階で行くべきか

インフルエンザウイルスは増殖のスピードがとても速いことが特徴です。38度を超える熱が出た場合すぐに医療機関へ行きましょう。

症状が出てから48時間以内にはウイルスの増殖のピークがきます。つまり発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すれば、発熱期間が1~2日間は短縮される可能性が高くなります。

早めに治療することで鼻やノドからのウイルスの排出量も減ることになりますので、抗インフルエンザ薬は発症後なるべく早く服用することがポイントとなります。

高熱の症状が出てから2日目以降に服用しても十分な効果を得られないことがあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

インフルエンザの治療薬

インフルエンザの治療薬には「タミフル」「リレンザ」「イナビル」「ラピアクタ」「シンメトレル」という5種類が用いられています。

●タミフル
タミフルはA型、B型両方のインフルエンザに有効で、カプセルとして1日2回、経口で服用します。ただ、症状が出てから48時間以内に服用しないと望ましい効果を得ることができません。

このタミフルについては服用後に飛び降り等の異常行動を起こすのではないかと話題になったことがありますが、そもそもインフルエンザは発熱とともに意識が朦朧とする、うわ言をいう、幻視が見えだすなど異常行動を起こしやすい病気なのです。

異常行動はタミフルが原因というよりもインフルエンザそのものに理由があるといわれています。タミフルに限りませんが、服用するときには容量や指示を守ること、治療開始後少なくとも2日間は患者をできるだけひとりにしないようにすることが注意点になります。

●リレンザ
リレンザもA型、B型両方のインフルエンザに有効で、こちらは吸入薬として吸入器を使って1日2回、約5日間使用します。

インフルエンザウイルスの増殖を防ぐために、直接気道に薬を届けるように吸入します。

●イナビル
イナビルもA型、B型両方のインフルエンザに有効な吸入薬で、10歳未満の場合は1容器、10歳以上の場合は2容器を使用します。

イナビルには、1回の吸入で治療が完了するメリットがありますが、十分な効果を得るために病院で指導を受けて吸入を行うほうがいいでしょう。

●ラピアクタ
ラピアクタは静脈から全身に投与する点滴薬です。薬を飲んだり、吸入したりすることが困難な方にも投与することができます。

●シンメトレル
シンメトレルはA型インフルエンザにのみ有効な薬で、1日あたり400~1200mgを経口投与します。

シンメトレルは従来からインフルエンザの治療以外にも使用されてきた薬です。しかし、長期投与のためにシンメトレルに耐性をもつインフルエンザウイルスが発現することが懸念されて、抗インフルエンザ薬としては使用が減っています。

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