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髪の毛って何で出来てるの? 構造は?

      2017/01/19

髪の毛って何で出来てるの? 構造は?

髪の毛とは? 髪の毛の構造について

髪の毛は毛包と呼ばれる部分で作られる事になります。

この毛包の深いところには毛球があり、この毛球を構成するのが毛乳頭と毛母細胞になります。毛乳頭には毛髪を成長させる栄養分を運ぶ毛細血管が巡っていて、毛乳頭にアミノ酸などの栄養素が運ばれてくるのです。

そして、その後毛母細胞がそれらの栄養素を毛乳頭から受け取り増殖や分化を繰り返します。これにより髪の毛がどんどん上に伸びていく事になります。

また、髪の毛は3つの層から構成されている多層構造になっています。

3つの層のうち、一番外側の層をキューティクル、そのキューティクルに包まれている層をコルテックス、そして一番内側にある層をメデュラと言います。

それぞれの層については以下で説明していきます。

●キューティクル
一番外側の層であり、髪の表面で保護膜のような役割を果たしています。かたいたんぱく質が主成分となっていて、半透明のうろこ状のものが4~10枚程度重なって構成。髪の毛の内部組織を守る役割を果たしています。

キューティクルの最表面には「MEA(18-メチルエイコサン酸)」と呼ばれるキューティクルを保護するための脂質成分が存在しており、このMEAが髪の毛の艶や感触を左右してます。

●コルテックス
真ん中の層であり、髪の毛の85~90%を構成しています。このコルテックスは繊維状のたんぱく質を主成分としており、それ以外にも脂質、水分などを含んでいます。このコルテックスのたんぱく質・脂質・水分の割合が髪の柔軟性や太さに影響を与えているのです。

また、このコルテックスに含まれているメラニンの種類と量によって髪の色が決められます。

●メデュラ
髪の毛の中心(一番内側)にあり、やわらかなたんぱく質を主成分としています。

外的な刺激により空洞が出来やすい部分になりますが、この部分に空洞があると、髪が色あせて白っぽく見えてしまうのです。

軟毛と硬毛について

髪の毛の種類には大きく分けると軟毛と硬毛という2種類のものがあります。

軟毛は直径が普通の硬毛よりも小さく、メラニン色素も少ないため硬毛よりも薄い色をしています。乳幼児期から思春期へと成長していく中でこの軟毛が太くてコシのある硬毛に変化していくのです。

毛髪サイクルについて

髪の毛には寿命があるため、一定の周期で生え変わっています。このサイクルは毛髪サイクルと呼ばれており、毛髪サイクルには3つの段階があるのです。

●休止期
この休止期は髪の毛の終りの期間を意味しています。

髪の毛の寿命の終りで細胞分裂もなくなり、髪の毛は伸びる事が無くなります。この状態で3~4か月ほど経過した後に再度成長期に戻りますが、その時に古い髪の毛は自然と抜ける事になっているのです。

●成長期
成長期はその名の通り、髪の毛がぐんぐん伸びていく期間です。

毛母細胞が活発に細胞分裂しており、それに伴い髪の毛がどんどん上に伸びていきます。一般的に全体の毛髪の中で約90%が成長期の段階にあるとされており、その期間としては2~6年続きます。

●退行期
最後が退行期ですが、急激に毛母細胞の分裂が進まなくなります。

それにより髪の毛の成長が一気に止まってしまうという期間で、だいたい2週間程度になります。このサイクルを繰り返す事で髪の毛は生え変わっていきます。

AGAの場合この成長期の期間が短くなり、髪の毛が十分に育たないうちに抜けてしまうのです。

抜け毛が多くなる季節について

抜け毛が多くなるのは一般的に夏や秋であると言われています。この原因には諸説ありますが、有力なものとしては紫外線が原因となっている説があります。

紫外線を浴びる事により頭皮が日焼けしてしまいダメージを受ける事によって抜け毛が多くなるのです。頭皮が日焼けする事により血液の流れが悪くなってしまい頭皮が硬くなってしまうため、結果として抜け毛につながってしまう事になります。

また、髪の毛母細胞が入れ替わる時期ともいわれています。

ちなみに、人によって多少異なりますが、髪の毛の本数は約10万本あると言われており、平均して一日に50~100本程度の抜け毛があるのです。

 - AGA(男性型脱毛症)