アレルギー・ヘルスケア119番

鼻炎やアレルギー、アトピーや健康全般についての情報サイト。

*

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかる原因は? 予防できるの?

      2017/01/19

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)にかかる原因は? 予防できるの?_s

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)って何?

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、唾液を作る顎下線や耳下線が腫(は)れて痛み、お面のおたふくのような見ためになる病気です。

発熱を伴うこともあります。

頬が腫れた様子からおたふくかぜ(風邪)という名称がついています。

耳下線の腫れがわかりやすい特徴で、口を大きく開けたり唾液を出すと痛みます。

おたふくかぜをひくメカニズム、原因

ムンプスウィルスというウィルスが原因でおたふくかぜにかかり、潜伏期間は2週間から3週間といわれています。

潜伏期間中におたふくかぜのウィルスが見つからないのに感染してしまうというのが大きな特徴で、発症する約1週間前から感染力を発揮して自分も知らない内にまわりにウィルスをばら撒いている可能性があります。

飛沫感染や接触感染をするのでおたふくかぜに既にかかっている人や、まだ発症はしていないけれど、おたふくかぜ潜伏期間の人のくしゃみや咳などが飛んできたりすると罹患する可能性が高まります。

またシーツやタオルなどからも感染するので、分けて使うことが大切です。

家族が罹患した場合は、全員に感染するという可能性を予測しておかなければいけません。

おたふくかぜの症状

おたふくかぜの症状は、耳の周りにある耳下線という唾液を作る部分が炎症を起こして顎の辺りまで大きく腫れます。

初期症状として、寒気や頭痛また筋肉痛などを伴うこともありますが、約3割くらいの子供はおたふく風邪にかかっていても何も症状が出ないといわれています。

腫れた部分にシコリやグリグリがあるというわけではなく、かなり大きく腫れる人と、家族やよく知っている人が見ないと腫れがわからないという人など、症状の出かたは個人差があります。

左右均等に腫れを伴う人、また片方しか腫れが見られないという人もいて症状のあらわれ方は様々です。

唾液を分泌することによって痛みが出るので、食事を摂ることが苦痛になり何も食べることができない状態になり、水分でさえ摂るのが難しいというケースもみられます。

その場合は脱水症状にならないようにしなければいけません。

特に小さい子供の場合は注意が必要です。

また発熱の症状を伴うことが多く、38度以上の高熱が出る場合もあります。

おたふくかぜの治療法

おたふくかぜにはこれという明確な治療法が無く、ムンプスウィルスに効く薬は今現在では存在しません。

そのため、対処療法で発熱や痛みを取り除く治療を行います。

腫れがひどく痛む場合には鎮痛剤が処方されたり、患部を冷やしたりして痛みを和らげます。

高熱が続く場合には解熱剤で熱を下げて、あとは安静にして過ごします。

病気に打ち勝つためには栄養もしっかり摂ることが必要ですが、おたふく風邪は唾液を出すと痛むため、食事が上手くでません。

そこで、口を大きく開けなくてもよいストローで少しずつ牛乳などを飲むのもよい方法です。

食事の味付けは酸味や刺激の無い薄味にしましょう。

おたふくかぜを予防することは可能なの?

おたふくかぜを予防することは可能です。

ワクチンを接種することでおたふく風邪の予防ができます。

他の予防方法は無くワクチン接種が唯一の予防方法です。

満1歳からこの予防接種を受けることができますが、費用は自己負担です。

ただ、約1割くらいの子どもは予防接種をしたけれど、おたふく風邪にかかってしまい、予防接種で100%の免疫ができるということは無いようです。

しかし、予防接種を受けて感染してしまった場合は、症状が比較的軽いようなのでおたふくかぜの予防接種は受けておく方が良いでしょう。

年齢が上がっていくほど、おたふくかぜの症状は重くなっていくといわれていて、合併症を伴う場合も多くなります。

中学生に上がるまでにおたふくかぜにかからなかった場合は、必ず予防接種を受けることを心がけましょう。

 - 子どもの病気