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風疹(ふうしん)の予防法は? 効果的な薬ってあるの?

      2017/01/19

風疹(ふうしん)の予防法は? 効果的な薬ってあるの?

風疹というのは、風疹ウイルスによってひきおこされる急性熱性発疹性疾患のことです。ウイルス感染症の一種です。

水疱瘡や麻疹と比べると伝染力は弱いですが、周囲の人が感染してしまうことがあります。

子どもが感染する病気だと思われがちですが、20代から40代の男性が感染することも少なくありません。

風疹ウイルスによって脳炎を併発することもあります。

風疹は、飛沫感染による感染が起こるため、発疹が出てくる前から感染力をもっているのが特徴です。

妊娠中に感染すると、生まれてくる赤ちゃんが障害を持ってしまう可能性があるため要注意です。

風疹にかかるメカニズム、原因

風疹ウイルスは、飛沫感染によって周囲の人に感染していきます。そのため、患者が咳をしたときなどに感染するのです。

発疹が出てくる1週間前くらいから、患者は風疹ウイルスの感染力をもっていることに注意しなければなりません。

風疹に掛かるのは、小学生が多いですが成人の患者も増えています。

また、風疹ウイルスに感染した人の15%から30%くらいは、具体的な症状が出てこないといわれています。

そのため、感染していることに気づかないまま、周囲にいる人々にうつしてしまうというケースがあるのです。

風疹の症状

風疹ウイルスには2週間から3週間くらいの潜伏期間があり、その期間を経て具体的な症状が出現します。

38度くらいの高熱、喉の痛み・腫れなど、最初に見られるのは風邪に似た症状です。

ただし、赤い発疹が顔や手足など全身に出てくるため、風邪との違いが分かります。

風疹で出る発疹は、ほとんどかゆみを伴いません。また、麻疹のように大きくなっていくこともありません。

風疹の特徴は、耳の後ろにあるリンパ節が腫れてきて痛みが出てくることです。

3日から4日くらいで治まることが多いため、三日はしかと呼ばれることがあります。

風疹の治療法

風疹にかかってしまった場合は、安静にするのが基本です。十分な睡眠時間を確保し、体力をつけることが大切です。

また、しっかりと水分補給をするように注意します。

治療を行う場合、特異的な治療方法は存在しないため、対症療法で出てきた症状を緩和させる処置をとるしかありません。

発熱に対しては解熱剤を投与し、関節炎や関節の腫れに対しては消炎剤を用いた治療を行います。

風疹の症状はあまり強くないものです。通常の場合であれば、3日から4日程度で自然と回復に向かっていくので、対症療法を続けながら回復を待ちます。

風疹を予防することは可能?

風疹には、特効薬・特別な治療方法がないので予防をが大切です。

風疹は、ワクチン接種をきちんと行うことで予防することができます。

ワクチン接種が最も重要な予防方法となり、先天性風疹症候群を防ぐために予防接種は不可欠です。

ただし、ワクチンを1回接種しただけでは効果が薄いため、2回のワクチン接種を行うことが重要です。

子どもがワクチン接種を受ける場合、生後12ヶ月から24ヶ月の間に1回目を行い、5歳から7歳の間に2回目を行います。

ワクチン接種は、麻疹との混合でMR2種混合ワクチンを接種することになっています。

風疹は何度もかかる病気?

「風疹は一度かかった人はもうかからない」というイメージをもっていませんか? 確かにほとんどの人は、一度かかれば体内に抗体ができるため、再び風疹にかかることはありません。

しかし、自分では風疹にかかったことがあるという認識でいても、実際には風疹ではなかったというケースが少なくありません。

風疹と似たような症状だったというだけで、風疹ではなかったという場合です。

たとえば、麻疹やリンゴ病といった病気にかかっていたのを、風疹にかかったと勘違いしてしまうことがあります。

医師が風疹と診断していたとしても、それが誤診だった可能性もあるので、注意が必要です。

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