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手のひら、足の裏、口の中にブツブツ(発疹)は手足口病かも!?

      2017/01/19

手のひら、足の裏、口の中にブツブツ(発疹)は手足口病かも!?

手足口病ってどんな病気?

手足口病はその名の通り、口の中、口の周辺、手のひらや足の裏に発疹ができる病気です。白っぽい水ぶくれのような水疱性の発疹がたくさんできます。

一般的には夏場に流行することが多く、子どもがかかる病気としてイメージされています。

実際に手足口病の患者の9割は5歳以下の乳幼児となっていますが、大人が発症する場合もあり、大人の方が重症化しやすい傾向があるのです。

大人の場合は発疹だけでなく40度近い高熱、頭痛や悪寒といった症状を伴うことがあります。

手足口病になる原因、感染経路

手足口病は主にエンテロウイルスが口から入って感染する病気です。

咳やくしゃみによる飛沫感染、ウイルスを触ってしまう接触感染、便中の排泄されたウイルスが体内に入ってしまう糞口感染などの感染経路があります。

エンテロウイルスは小児に様々な感染症の症状を引き起こし、ヘルパンギーナ、急性脳脊髄炎、急性灰白髄炎(ポリオ)、ウイルス性発疹症などがあります。

手足口病は乳幼児が集団で過ごす保育園や幼稚園などの施設で、集団感染を起こすことがよくありますので注意が必要です。

手足口病の症状

手足口病の症状は口の中、手のひら、足の裏に発疹ができることです。夏場の流行が多いのですが、春や秋の感染も十分にあります。

潜伏期間は2~5日、38度程度の熱が出てから特徴的な発疹が出始めて発症します。

通常は微熱で済むケースが多いのですが、高熱を伴うこともあります。場合によっては、脳炎を起こすこともあるので注意が必要です。

最近は発疹が手の甲や腕、太もも、お尻、耳など他の箇所にもできるケースが増加しています。発疹の範囲が広がっているのです。発疹といっても、かゆみや痛みはないことが多いです。

ただ、年長児や成人の場合はチクチクするような感覚を伴うことがあります。

発疹の赤みは次第に薄れて消失していき、通常の場合い5~7日程で治癒します。

手足口病の治療方法

手足口病には特効薬がなく、治療方法もありません。

しかし、通常は軽度の病状で治っていきますが、重症化して髄膜炎や脳炎など合併症につながるケースも稀にありますので、注意が必要です。

特に乳幼児の場合は経過をきちんと観察しておく必要があります。

もし、高熱が出ている、発熱が2日以上続く、ぐったりとしている、呼びかけに応じてくれない、水分をきちんと取れていない、呼吸が苦しそうなどの症状がある場合には、速やかに医療機関を受診するようにしてください。

大人の場合には症状に応じて、口内にはうがい薬や口内炎治療薬を用いたり、高熱に対しては解熱鎮痛剤を使用したりして治療します。

手足口病の予防法

手足口病には有効なワクチンや、病気を予防するための薬がありません。

感染しても発症はせずにウイルスを排出しているケースもありますし、治癒した後もかなり長い期間、便などからウイルスを排出していきます。

そのため、発症した人だけをどこかに隔離してもあまり意味がありません。

キレイなものと汚いものの区別があまりつかない乳幼児が、ウイルスがついているものを触っているうちに感染することが多く、施設内での感染を防ぐのは難しい側面があります。

一般的な感染対策としては手洗いを行うことと、排泄物の処理を確実に行うことが大切です。特に乳幼児のおむつを交換するときには注意が必要となります。

おむつを交換した後には手洗いをしっかりと行いましょう。

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