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とびひ(伝染性膿痂疹)の治療、予防の方法

      2017/01/19

とびひ(伝染性膿痂疹)の治療、予防の方法
乳幼児や子どもがかかる皮膚病というイメージのつよい「とびひ」。感染力が高いうえ、大人になるほど治り難いというやや厄介な病気でもあります。

そんなとびひの治療法や予防法、かかってしまった場合に注意したいことなどを紹介します。

とびひの治療について

とびひの治療は、主に抗生物質の入った塗り薬(軟膏)の塗布です。

フシジンレオやゲンタシンといった抗菌作用のある患部に塗ることで、黄色ブドウ球菌や化膿レンザ球菌といった原因菌の活発な働きや繁殖を弱めます。

また、塗り薬と併用してフロモックスやセフゾンといったセフェム系の抗生物質の内服薬が処方される場合もあります。

患部が水ぶくれ状になったり、かゆみがひどかったりする場合は抗ヒスタミン薬が処方されます。水ぶくれからの浸出液が気になる場合は亜鉛華軟膏が処方されますので、医師の説明をよく聞き、用法用量を守って塗りましょう。

とびひでの発熱や、のどなどの痛みを併発する場合もありますから、気になる症状は我慢せずに医師に相談することも大切です。

とびひになってしまったときの注意点

とびひは自分の身体の他の部分だけではなく、他の人にも感染させやすい伝染病です。

薬を塗ったらガーゼやシートなどで患部をしっかり覆うことで、自他共に感染が拡大するのを防ぐことができます。

完治するまではなるべく肌の露出を避け、外出を控えるようにしましょう。お風呂などはいつも通り入っても構いません。

ただし、傷口に熱いお湯や石けんが水ぶくれの部分につくと、入浴後に激しい乾燥を感じてかゆみが増してしまう場合もありますので、ぬるめのお湯でサッと浸かる程度にしたり、シャワーで済ませたりした方が無難です。

勘違いをして入浴どころかシャワーを控えてしまう人もいますが、患部を衛生的に保つことで二次感染や重症化が防ぎ、完治も早くなりますので極力患部を清潔にしましょう。

とびひの予防について

とびひを予防するには、まず常日頃から身体を清潔にすることが大事です。特に夏場は汗をかきやすいため、こまめにシャワーを浴びたり、清潔な衣類の着用を心がけたりしましょう。

汗によって雑菌が繁殖しやすく「湿疹やあせもができる→かゆいから掻く→掻いた部分、指先や爪の間に生息する菌が身体中にばら撒かれる→とびひとなって広がる」といったことが起こりやすいので、手洗いを行い爪を短く切ることも予防に効果的です。

とびひは見る見るうちに広がっていきます。些細な湿疹や虫刺され、小さな傷などがそのきっかけになりやすいので、気になる皮膚症状がある場合は自己判断や我慢をせず、なるべく早めに皮膚科にかかることをおすすめします。

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