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知っておくと安心の寒暖差アレルギーって何?

      2017/01/27

知っておくと安心の寒暖差アレルギーって何?

寒暖差アレルギーとは

寒暖差アレルギーとは、季節の変わり目など寒暖差が激しい季節におきるアレルギーのことです。

主にくしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状や、体の倦怠感、不眠、イライラするといった症状が出ます。

冬~春にかけて、もしくは夏~秋、秋~冬といった寒暖差が激しくなる時期におきやすく、その時期に多くなる花粉症と混同してしまう人が多いアレルギーです。

花粉症と違い、目のかゆみや充血がないため、目の異常があるかどうかで花粉症との区別がつきます。

鼻水は花粉症と同じく無色透明で粘り気の無い鼻水が出るため、寒暖差アレルギーのことを知らない場合には花粉症だと思い込んでしまう人も少なくないアレルギーです。

風邪の症状とも似ていますが鼻水が出て倦怠感があっても発熱しませんし、のどの痛みなども伴わないため、寒暖差が激しい時期に急に鼻水が出たり鼻づまりになる人は寒暖差アレルギーを疑う必要があります。

基本的に寒暖差という気温の差でアレルギーが発症するため、花粉症や他のアレルギーのようなアレルギーを引き起こすアレルゲンが無いのも寒暖差アレルギーの特徴です。

基本的に寒暖差が激しくない時期には全く発症しませんが、近年では夏のエアコンによる冷やし過ぎによる寒暖差アレルギーなども報告されています。

季節の変わり目以外でも寒暖差アレルギーの発症は起こりえるといえます。

特に冷えた室内から暑い室外に出た場合などには寒暖差アレルギーになりやすいので夏場でも気を抜かず注意をする必要があります。

寒暖差アレルギーの原因

急激な寒暖差に体の自律神経機能が追いつかず、それによって鼻粘膜の血管が広がり、鼻水や鼻づまりといった症状がおきることが寒暖差アレルギーを引き起こす原因だといわれています。

寒暖差アレルギーは血管運動性鼻炎とも呼ばれており、寒暖差が7度以上に開いた場合におきやすくなるアレルギーです。

この寒暖差7度というのは自律神経が正常に機能できる限界といわれており、それを超える大きな寒暖差に見舞われた場合には自律神経の機能が大きく低下します。

自律神経は寒ければ体の体温を維持し、暑ければ発汗を促し体温を下げる働きをする神経なのですが、あまりにも大きな寒暖差の状況下ではその機能が麻痺してしまい、正常な対応ができなくなってしまいます。

そのため、寒暖差が大きくなる時期になると自律神経がうまく働かず寒暖差アレルギーを発症してしまう人が増加するといわれています。

ただ、健康で自律神経が正常な状態の場合は、ある程度の寒暖差ですぐにアレルギーが発症するということはありません。

日々のストレスを貯めやすい人や生活が不規則な人、自律神経の状態が不安定な人に関しては、正常な人に比べると自律神経がうまく働かなくなる場合が多いため、寒暖差アレルギーを発症しやすい状態であるといえるでしょう。

寒暖差アレルギーの対処方法や予防法

寒暖差アレルギーの対処方法としては、まず自律神経の状態を常に正常に保つことが重要です。

自律神経の状態が常に不安定な人の場合、いくら寒暖差に気をつけて生活をしていても体の機能が正常に働かないので、どうしても寒暖差に過敏に反応してしまい、アレルギーを発症しやすくなってしまいます。

寒暖差アレルギーはアレルゲンを媒介としないアレルギーのため、寒暖差アレルギー用の薬というものも存在しておらず、体の自律神経をいかにして正常に保つかが対処法となります。

自律神経を正常に保つためには規則正しい生活リズムが必要不可欠といえます。

夜更かしや不規則な食事といった生活スタイルを繰り返していると、自律神経の働きがどうしても狂ってしまいます。

まずは、生活スタイルの見直しが根本的な対処法です。

寒暖差アレルギーは体の体温を維持できないことにより引き起こされるアレルギーのため、体の体温を維持できる体作りも重要となります。

効果的なのは体の代謝を上げる効果がある筋肉をつけることです。

体の代謝が上がれば体温上昇につながりますので、日々のトレーニングも欠かせないものだといえます。

特に女性が寒暖差アレルギーになりやすいといわれていますので、毎日簡単な運動を行い筋肉を増加させることで寒暖差アレルギーを予防しましょう。

食事でも寒暖差アレルギーを防ぐ工夫をすることができます。

たとえば、血行を促進し体の体温を上げる作用のある食物を摂取することで寒暖差アレルギーの予防になります。

効果があるのは生姜やニンニク、唐辛子といった香辛料の摂取です。

継続して摂取するように心掛ければ寒暖差が激しい場合でも体温を維持することができ、アレルギーの発症を抑えることができるでしょう。

寒暖差アレルギーを予防するためには自律神経の正常化、体温の維持、食事による血流促進といったことを総合的に行うことが必要です。

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