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意外と簡単なドライアイの検査と治療

      2017/01/19

意外と簡単なドライアイの検査と治療

ドライアイは比較的身近な目の症状なので、軽度のものならば多くの方が感じたことがあると思いますが、症状のまま放置しておくと目へのダメージが積み重なり、深刻な視力低下や様々な眼病へと繋がります。

こうしたドライアイは、本来目が持っているバリア機能が失われた状態です。ここではドライアイのチェック方法や治療法について見ていきたいと思います。

ドライアイのセルフチェックについて

一般的に知られているドライアイの症状としては、目の疲れや乾きなどの自覚症状が現れます。その他にも目のかすみや不快感など様々な項目で知ることが出来ますが、具体的な指標や数値化出来ないためなかなかセルフチェックを行うことも困難です。

上記に記載した症状だけでなく、目の充血やかゆみ、ゴロゴロとした感覚や目ヤニの増加など個別の自覚症状が増えた段階でドライアイであると自己診断することは出来ますが、より簡単な測定方法として10秒間まばたきをせずに目を開け続けられるかというものがよく利用されます。

これは学会やコンタクトレンズメーカーなどでも推奨されているチェック方法ですが、目を開けた状態で10秒間我慢出来ない場合には、日常的に目が乾いているドライアイであると判断出来ます。

医療機関でのドライアイ検査について

通常目は涙によってコーティングされ角膜を保護しています。涙には油層・水層・ムチン層という3つの層に分かれているという性質がありますが、ドライアイの方はこのバランスが崩れてしまうことで目が乾き、デリケートな角膜がむき出しになってしまいます。

こうしたドライアイ特有の症状が見られるかどうかは、医療機関で簡単に検査を行うことが出来ます。

痛みが無く患者の負担も少ない方法としてシルマー試験などがよく行われますが、これは試験に使用する専門のろ紙をまぶたの下に挟み、5分間にどれだけ涙が浸透するかを測定するものです。

前述の通りドライアイの方は涙の層のバランスが崩れ、異常に乾いてしまっている状態なので、こうした涙の分泌量を検査することによって、通常の状態との差を調べることが可能です。

また、ドライアイの方は角膜に細かな傷が発生している場合が多いので、スリットランプと呼ばれる専門の顕微鏡を用いて、目の表面の状態を検査する場合もあります。

ドライアイの治療について

ドライアイは放置しておくと日頃の不快感や仕事の効率の低下だけでなく、視力低下など様々な弊害を招きます。そのため適切な治療を行うことが求められますが、症状が軽度の場合には涙に似た成分を含む点眼薬で治療が行われます。

目が乾いている状態はコーティングが無くなり無防備になっていますが、こうした点眼薬によって再び目のバリア機能を取り戻すことが出来るのです。

より重度なドライアイに苦しんでいる方の場合には、涙点プラグと呼ばれるものを涙点に挿入し、涙の生理的な流出を防ぐという治療も行われます。

これはドンドンと流れ出ていく涙を栓のようなもので食い止めるという治療ですが、比較的簡単な処置で涙点プラグは取りつけることが出来るので、患者負担も少なくよく選択される治療法になっています。

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